キャンプは自然の中でゆっくり楽しめるのが最高なのですが、アウトドアには虫がつきもの。
虫の少ないキャンプ場もありますが、多かれ少なかれ、自然の中には必ずいます。
蚊、アブ、ブヨ、蛾、蜂、ハエ、毛虫・・・。
まだ一度もキャンプに行ったことがない方は、夕食時や明かりに集まる虫の多さに驚くかもしれません。
そこで、虫を寄せ付けずに快適にキャンプを楽しむためのおすすめ虫除け対策についてまとめました。
キャンプの際には是非参考にしてください!
基本的な虫除け対策
グッズ、アイテムに頼る前に、誰でも出来る基本的な虫除け対策をしておきましょう。
なるべく肌を露出しない
夏場の昼は難しいかもしれませんが、涼しくなってきたら薄手の長そで・長ズボンで肌を守りましょう。
履物もサンダルではなく、靴下にスニーカーのほうが虫除けのみならず、ケガ防止の意味でも安全です。
時期と場所を考慮する
夏よりも春と秋のほうが虫が少ないです。
また、山の中にあるキャンプ場よりも、広い芝生状のキャンプ場のほうが虫が少ないので、虫が嫌いなら、自然豊かなキャンプ場は避けた方が良いでしょう。
テントの出入りを素早く
テントの中に虫が入ると、追い出すのに苦労します。
テントの開閉は素早くしましょう。
また、夕方と早朝は虫の活動時間になるので、テントの設営・撤収は昼間に行いましょう。
キャンプの虫除け おすすめ対策グッズは?
蚊取り線香が最強アイテム
普通の蚊取り線香でも良いのですが、「富士錦 森林香(赤色)」という、強力な防虫用線香がおススメです。
風上に設置し、必要に応じて複数設置してもOK。
なんだかんだ言って、虫除けには蚊取り線香が一番楽で効果的です。
虫除けスプレーはブヨ対策も考えて選ぶ
ブヨは、ハエより少し小さい、黒くて丸っこい昆虫です。ブトとかブユとも呼ばれます。
見かけは大したことないのですが、吸血で、刺されると、痛さ、かゆさ、腫れがひどく、かゆみは1週間くらい残ります。
是非とも避けたい虫ですが、ブヨは恐ろしいことに、一般的な虫除けスプレーでは効果がないのです。
ですので、キャンプでは、ブヨが嫌いなニオイであるハッカ(ミント)を配合した虫除けスプレーがおすすめです。
安価な費用で自作できますので、材料を買ってきてキャンプ前日に作ってしまいましょう。
【材料】
ハッカ油(30~60滴)(1滴は約0.05ml)
消毒用エタノール(10ml)
精製水(80ml)
スプレーボトル(100円ショップのものでOK)
※すぐ使い切るのであれば、水道水でも問題ありません。
【作り方】
1.ボトルにハッカ油を入れ、次にエタノールを加えて軽く混ぜます。
2.水を入れたら、蓋をしてボトルごと振ってしっかり混ぜ合わせます。
【注意】
ハッカ油は水には溶けないので、必ずエタノールを先に入れて混ぜてから水を入れます。
数日で変質しますので、一度に大量に作るのではなく、必要な分だけ作ります。
濃度は濃いほど虫除け効果が高いですが、濃すぎるとニオイと肌への刺激が強すぎるので注意が必要です。
材料はすべてドラッグストアやAmazonなどで手に入ります。
普通の虫除けスプレーと同様、汗をかいたり、香りが弱くなったと感じたら、追加でスプレーしないと効き目が弱くなります。
メッシュタープ、スクリーンタープの活用
通常のタープではなく、蚊帳のようになっているタープですので、防虫効果は高いです。
食事をこの中ですれば結構快適ですよ。
タープは設営が難しいのですが、自立式のスクリーンタープもありますので、トライしてみてください。
出入りする時に侵入しますので、テント同様、出入りは素早く。
まとめ
ここで紹介したのは虫除け対策です。
同時に、虫に刺された場合のムヒなども持って行った方が良いですね。
これらの対策を上手に組み合わせて、なるべく虫を寄せ付けずに、快適なキャンプを楽しみましょう。