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テントポールのゴム・ショックコードは自分で交換!方法を写真で解説

テントやタープを長年使っていると、ポールの中を通っているゴム(=ショックコードといいます)が、伸びきって用をなさなくなったり、突然切れてしまったりします。

ショックコードが伸びたり切れたりすると、テントを組み立てる時にポールがすっぽ抜けて非常にやりにくくなります。

実はこのショックコードは簡単に交換できるので、メーカーなどに有償修理で頼むよりも、安くて早く仕上がるので、自分でやってみました。

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必要な道具の準備

必ず必要なものは以下の2点

・交換用のショックコード(ポールの長さ+α)
・ハサミ
必要な道具


(必要に応じて)
・黒マジック
・メジャー
・細めの先の尖ったモノ(マイナスドライバーなど)
・ラジオペンチ
・針金

 

 

交換作業

ここから交換手順になります。

 

1.
新しいショックコードをつなげたポールの横に這わせて、ポール全長マイナス20cmのところにマジックでマーキングします。(マークしたところがのちに結び目になります。)
ショックコード

 

2.
マークした新しいショックコードを、ポール全長プラス20cmくらいのところで切り出します。
ショックコード

 

3.
古いショックコードをハサミで切って全て抜き出します。
ショックコードを抜くと、ポールがバラバラになりますので、順番を見失わないように注意してください。
ショックコードを切る


念のため、ポール1本ずつにテープを貼り、ナンバリングしても良いと思います。

すでにショックコードが切れてしまっている場合は、古いコードの残骸を抜き取るだけになります。

 

ポールの両端は、プラスチックやゴムや金具などがついていることがあり、この場合、古いコードが抜けにくくなっていますので、細いマイナスドライバーやラジオペンチなどで抜き取ります。
これらの部品は、新しいコードに交換するとき、元あった状態に戻しますのでお忘れなく。
ショックコード


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4.
新しいショックコードの、マジックで印をつけていない末端側を8の字結びにします。
ショックコードを結ぶ


結んだ先(末端)は、2,3cm余らせる程度です。

 

5.
新しいショックコードの、マジックで印をつけた末端側(まだ結び目を作っていない側)をポールに押し込むように通していきます。
ポールの順番を間違えないように。
ショックコードを通す


ゴムを通す部分が細い場合、なかなか向こう側まで貫通させるのに苦労します。
そういうときは、針金をポール1本分+10cmくらいを用意し、ショックコードを挟んで、針金で穴に通すとうまくいきます。
ショックコード

 

6.
最後の1本を通して貫通したら、マジックの印が出てくるまで軽く引っ張り、印のところで軽い力で8の字結びをします。
ショックコードを結ぶ


写真ではマジックの印が見えるようにわざと軽く結んでありますが、実際は手でほどける程度にポールの穴に隠れるくらいに結び目を小さくします。

 

7.
これでポール全長マイナス20cmのテンションで新しいショックコードが入りました。
実際にポールを抜き差ししてテンションの強さを確認してください。

緩すぎたり、キツすぎたりしたら、先ほどの結び目の位置を前後させて、ちょうど良いところで8の字結びを本固定してください。

 

8.
8の字結びを本固定したら、結び目から先20cmくらいが余っているので、余ったショックコードをハサミで切り、完了です。
ショックコード完成

 

 

テントのショックコード交換方法 まとめ

今回初めて自分で交換しましたが、所要時間は1本あたり20~30分程でした。

作業中、ポールがバラバラになって順番と前後が分からなくなるのが一番注意する点で、あとはそれほど難しくないと思いました。

もしショックコードが切れたら、ぜひご自分でトライしてみてください。

 

今後のために

ショックコードを長持ちさせるには、ポールの収納時に端からではなく真ん中がら折りながら収納していった方が、中のコードの痛みを軽減することができます。
真ん中で折って1/2の長さになったら、また真ん中で折って1/4の長さにして・・・の繰り返しです。

 

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