夏の代表的な野菜であるゴーヤ。
ゴーヤは苦味があってこそ美味しい野菜なのですが、その苦味が強すぎると食べにくさが勝ってしまうこともあります。
また、ゴーヤは食べたいけれども、あまり苦みが強いものだと食べられないので、マイルドな苦さのものを求める方もいらっしゃることでしょう。
そこで、スーパーなどでゴーヤを買うときに、苦いゴーヤ、苦みの弱いゴーヤが分かる、ゴーヤの選び方をご紹介します。
ゴーヤを買う時、新鮮なゴーヤの選び方
苦みが強いかどうかは別として、そもそも新鮮なものを選びたいですよね。
新鮮なゴーヤの特徴は
- 実が硬い。
- ツヤとハリがある。
- 濃い緑色
- イボがはがれていない。
- ズシリと重い。
というものです。
実は、新鮮なものほど苦みが強いと言われています。
苦いゴーヤの選び方
ゴーヤは新鮮なものほど苦いとのこと。
従って、苦いゴーヤを選ぶには、新鮮なものを選ぶとき同様、
- 硬いもの
- 色が青緑のように緑色の濃いもの。
- 小さい(キメの細かい)イボが密集してたくさんあるもの。
- 小ぶりのもの。
小ぶりのもののほうが、より苦い傾向があります。
苦くないゴーヤの選び方
苦みの弱いゴーヤを選ぶには、上記の苦いゴーヤの逆の特徴のものを選べば良いわけです。
- 柔らかいもの
- 緑が薄くなり、少し黄みを帯びたもの
- イボ一つ一つが大きいもの
- 大きめのもの
苦くない品種のゴーヤを選ぶ
ゴーヤの中には、苦みの弱い品種というものもあります。
【アバシゴーヤ】という、太くてずんぐりした小ぶりの品種や、色の白い【白ゴーヤ】は、苦みが少ない品種です。
調理の下処理の時に苦みを和らげる方法
見た目や品種による判断だけでなく、調理時に苦みを和らげる方法もあります。
- ワタの部分をスプーンなどでしっかり取ったあと、なるべく薄く切って塩もみします。
- ゴーヤ1本に対して小さじ1の塩で良くもみ、10分程度置きます。
- 10分後、ゴーヤを10秒ほど下茹でして完了。
薄ければ薄いほど、塩もみによる苦み軽減効果が高まります。
(その代わり、独特の食感が失われていきます。)
ゴーヤの保存方法
ゴーヤは常温保存すると熟成が進み、黄色くなって風味や栄養が失われていきますので、冷蔵か冷凍で保存しましょう。
・冷蔵の場合 (約4,5日)
ゴーヤは種の部分から傷むので、カットしてワタと種を取り出し、水洗いせずラップに包んで冷蔵保存します。
そうすればビタミンCも緑色もよく保存できます。
・冷凍の場合 (約1か月)
ワタと種を取り除き、生のまま薄くスライスし、ジップロックに入れて冷凍します。
冷凍する際、塩もみ後に湯通しするなど下ごしらえしてからでもかまいません。
ただし、湯通しをしたら、しっかり水気を切ってから保存しましょう。
使うときは、解凍せずにそのまま加熱調理できます。
ゴーヤの選び方 まとめ
ゴーヤはビタミンCやカリウムが豊富で、夏バテ(疲れ)帽子にも役立ちます。
苦くないものを選べばお子さんにも食べてもらえるのではないでしょうか。
家族の健康維持のためにも、美味しくゴーヤをいただきましょう。