バーベキューって、みんなでワイワイとても楽しく過ごせるのですが、最後に待ち受ける片付けタイム。そして、家に帰った後の道具類の掃除やメンテナンス。
面倒だけど、避けて通れないのものですよね。
そこで、バーベキューの中で、一番汚れて、掃除が面倒なバーベキューコンロについて、なるべく楽に片付けるためのコツをご紹介します。
【使用直前】BBQコンロを汚さずに使う方法「アルミホイルを敷く」
BBQコンロの炭を置くエリア(ロストル)は、燃焼後の炭の汚れや、網から垂れてきた食材の脂やタレなどがこびりついたりして、最も汚れる場所。
ここの掃除を楽にする方法が、「コンロの内側全体にアルミホイルを敷き詰めてから炭を置く」方法です。
敷く時の注意事項として
- 家庭用アルミホイルは薄いので、熱で穴が開いてしまいますので、三重にして敷きます。
- 専用の、バーベキューコンロ用厚手アルミシートを敷くのもOK。
- コンロの燃焼用空気穴も塞いでしまうので、敷いた後にドライバーのようなものでアルミホイルを破って穴をあけておく。
- コンロの形状によりますが、ホイルはコンロの縁枠まで立ち上げて、外側に少しはみ出るようにしておけば、しっかり固定され、調理中にずれることが少なくなります。
こうすることによって、コンロ内側はほとんど汚れませんので、終了時にサッと拭き取る程度で片付け終了です。
【バーベキュー用の厚手のアルミホイル】
また、炭を片付ける時は、コンロの上で燃焼中の炭をホイルで包んで空気を遮断すれば、酸素がなくなるので自動的に消えてしまいます。
しばらくしたらいったん開けて、目視で消火を確認したら、ホイルに包んで処分すればOK。
さらに、コンロと燃えた木炭が直接触れ合うことを避けられるので、コンロの劣化防止にも一役買いますよ。
【BBQ終了時】網の脂汚れを落とす方法「熱で焼き切る」
網についた黒いギトギトの脂汚れや焦げカスは、現場では水洗いくらいしかできず、ほとんど取れないので、家に持ち帰った後ゴシゴシすることになります。
でも、それを現場である程度取ってしまう方法が、「網にアルミホイルをかぶせて網を高温にし、汚れを焼き切る」方法です。
やり方は、炭に火がついているうちに、コンロの上の網全面にアルミホイル(家庭用で可)をかぶせます。
すると脂が焼けて白い煙が出てきます。
そのまま10分~15分くらい焼いて煙が少なくなってくれば完了です。
これでギトギト感がなくなったので、家での掃除がかなり楽になりますよ。
【BBQコンロの網を焼き切る動画】
【BBQ終了時】鉄板を長持ちさせる掃除方法
鉄板は、自宅に持ち帰ってから洗剤で洗ったり、冷えた鉄板にサラダ油を塗ったりしても鉄板にはあまり良くありません。
ですので、鉄板は現場で炭に火がついているうちにある程度処理した方が、かえって保管時の錆防止になります。
- コンロの上で、熱い鉄板に少量の水を掛けて食べカスや焦げをふやかしながらヘラ等でこすり落とす。
- ある程度こすったら、キッチンペーパーで水気を拭き取って汚れが残っていないか確認し、ダメならもう一度水をかけて汚れを取る。
- 水気がなくなったら油を引き、油から煙が出てきたら鉄板をコンロから降ろして、自然に冷ます。(冷ましている間に他の道具の片付け等をしましょう)
- 冷めたら余分な油をペーパーで軽く拭き、新聞紙でくるんで持ち帰り、そのまま保管します。
- 自宅での保管方法ですが、湿気の少ないところで、新聞紙でくるんだままゴミ袋に入れて、外気に触れないようにすると錆はかなり防げます。
洗剤で洗っていないことが気になる方は、次回使うときに、現地で洗ってから使うと良いでしょう。
網・鉄板お掃除の便利グッズ
コンロ本体や網、鉄板をゴシゴシやる時に超便利なタワシ?があるので、よかったら使ってみてください。
ブラシとスクレーパーが一体になっているので、これ1本でコンロ、網、鉄板の掃除ができてしまいます。
夏場なら大きめの100円ショップでも似たものを見かけるので、そのほうが安く手に入りますね。
BBQコンロを汚さないで使う方法 まとめ
バーベキューの片づけをするころには、若干疲れていて、片付けが余計に面倒になってきますよね。
ちょっとした工夫で、片付けが少し楽になるので、これらの方法を実践されてみてはいかがですか?