バーベキューの食材として絶対外せないのが肉ですよね。
事前の食材買い出しの時に、ステーキ肉のような形状のものを用意する場合は別として、一口サイズのカット肉を選ぶ場合、何グラム用意すれば足りるのかがいつも迷うんです。
また、量は決まったとしても、肉の部位が色々あるので、どの種類の肉を買えばよいのか?
そこで、参加人数に応じた肉の量の目安と、バーベキューにオススメな肉の種類と特徴をまとめました。
これでスーパーの精肉コーナーに行って迷うことはなくなるはず!
バーベキューで必要な肉の量の目安は?
必要な肉の量は、参加人数で肉の量を決めてしまうのが一番簡単です。
男性人数(中学生以上) | × 300g |
女性人数(中学生以上) | × 200g |
小学生人数 | × 200g |
・野菜や焼きそば、おにぎりもあるなら少し減らす。
・モリモリ食べる若い男性が多いなら少し増やす。
・女性や年配の方が多いなら、肉を減らして野菜を増やす。
・お酒中心のメンバーなら少し減らす。
などの、多少のアレンジをしてください。
肉オンリーでバーベキューするグループは少ないと思いますので、この量を持っていけば、全然足りないということはないでしょう。
バーベキューにおすすめの肉の種類は?
一口に肉と言っても、バーベキューでは「牛肉」「豚肉」「鶏肉」のどれも相性が良いのです。
それぞれの肉で、どの部位がオススメか見ていきましょう。
牛肉のおすすめの種類(部位)は?
バーベキューの肉で真っ先に思いつくのはやっぱり牛肉。
これなくしてバーベキューは始まりません。
バラ肉
焼肉の定番「カルビ」のことで、バーベキューでも定番でしょう。
薄くスライスされているものは、炭火だと輻射熱もあり、すぐに焼けます。
焦がしてしまわないように、鉄板で焼いた方が良いかもしれません。
肩ロース
肩にあるロース部位で、食感が柔らかいので人気があります。
少し筋っぽいので、薄切りでの調理がおすすめ。
サーロイン
ちょっと番外かもしれませんが、ステーキ肉で非日常を味わうのもアリ。
肉本来の味を楽しみたいので、塩コショウで味付けします。
霜の多いサーロインは焦げやすく、せっかくの脂がポタポタ落ちてしまうので、霜が少ないものを選ぶか、網で焼くのではなく、鉄板で焼くことをオススメします。
豚肉のおすすめの種類(部位)は?
牛肉に比べて価格も控えめで、色々な料理に使えるのが嬉しい豚肉。
脂が多いので、焦げに注意。
バラ肉
牛肉同様、こちらもバラ肉がオススメ。
骨付きスペアリブ用豚肉を買って、意外と簡単なスペアリブはいかがですか?
豚トロ(トントロ)
頬下部の脂身の肉で、トロリとした舌ざわりと豚肉特有の美味しさが相まって、満足の味わいです。
塩コショウや柚子コショウで食べるとさっぱりして美味しいです。
焼く時に尋常じゃないくらい脂がしたたり、炭から煙や炎が上がるので、そこは注意が必要です。
ソーセージ・フランクフルト
説明不要ですね。
子供にも大人気で、焼くだけで美味しいので、手軽さ追求の方にはもってこいです。
鶏肉のおすすめの種類(部位)は?
価格も手頃で、クセのないさっぱりした食感が鶏肉の良いところ。
串に刺した鶏肉をジリジリと炭火で焼いた焼き鳥もおすすめ。
もも肉
焼き過ぎてもパサつきにくく、むね肉ほどあっさりしていないので色々な料理にアレンジも可能。
基本的には、塩コショウをして火をしっかり通せばOK。
手羽先
脂肪も適度にあり、かぶりつく感じがバーベキュー向き。
若干厚みがあるものは、ホイルで包んで蒸し焼きにしてから、最後にホイルを外してあぶる感じで焼くとうまくいきます。
番外編:業務スーパーの冷凍焼き鳥
お近くに業務スーパーがある方限定ですが、お買い得な「冷凍の焼き鳥」があります。
ラインナップは「鶏つくね」「鶏とろ」「鶏もも」「鶏皮」「ねぎ間」の5種類。
どれも5本入りで160円前後で、串刺し済みの状態でたれがくっついたまま冷凍されています。
1本あたり35円!で、串にさす下準備も要らないし、バーベキューなら網の上で焼くだけで食べられるし、かなりのお手軽高コスパなので、気になる方はやってみてください。
まとめ
大型スーパーに行くと、色々な肉がワンセットになった焼肉・バーベキューセットみたいなパックもありますので、それを利用するのも一つの方法です。
買い出しのときにしっかりと必要な量を確保すれば、当日はワイワイ楽しみながら出来るのがバーベキューの良いところ。
余らせるのももったいないので、無駄なく食材を揃えたいですね。