みんなでワイワイとても楽しいバーベキュー。
でも最後には当然片付けが待っています。
バーベキューコンロ本体や網、鉄板は炭や食材のカスで相当汚れているはず。
パパッと拭き取っただけで物置にしまい込むと、次回開けたときには、もう使いたくなくなるほどの状態になってしまいます。
そこで、なるべく簡単に機材を後片付けできる、また、次回使うときまでに良い状態で保管できる方法をご紹介します。
バーベキューコンロを楽に片付ける方法
片付けを楽にするために、コンロを汚さずに使う方法があります。
それは「コンロ内側にアルミホイルを敷いてから炭を乗せること」です。
100円ほどのキッチン用アルミホイルだと薄いので、炭の熱で穴が開き、汚れが拡大するので3枚重ねにするか、専用の極厚アルミシートを使います。
内側にピッタリ沿うように、立ち上がりの部分(網や鉄板が触れる部分)にまで、外側に少しはみ出るくらいまで敷きます。
敷いた後、空気が抜けるように、コンロ側面に空いている通気穴と同じ場所に、アルミホイルに穴をあけておきましょう。
片付けの際は、大きい残り炭は水バケツで消火して、残りの灰やトングでつまめない火のついた小さい炭はそのままアルミホイルで包んでしまいます。(やけど注意。軍手着用)
ホイルで包むことにより、酸素が少なくなり、短時間で火のついた炭も消えます。
ホイルを捨てる時は、念のため中に水をかけるなり、完全消火しているか確認しましょう。
網や鉄板を楽に片付ける方法
鉄板はコンロの上で水を張り、沸騰させて焦げを浮かせます。
網は直接炭火にかけて焦げをカリカリに焼き切ります。
その後、金タワシか、金属ヘラで汚れをそぎ落とします。(直後は網や鉄板が熱いのでヤケド注意!)
家に帰ったら、(油分が残っているので)洗剤を少しつけて金タワシでこすり取ります。
乾いたら、保管時に錆が出ないようキッチンペーパーに食用油をしみこませたもので薄くサッと塗って、新聞紙に包んでビニール袋に入れて保管します。
使用済みの炭はどう片付ける?
まず、片付け方の前に、炭は調理に必要な分だけ足しこむようにし、調理終了時に少量の着火炭を処理すればよい状態に持っていきましょう。
それで、残った着火炭は、時間があれば“燃やしきる”のが一番良い方法です。
時間がなく途中で消火しなければならない場合、“火消壺”や“蓋の付いた金属缶”等に入れて、酸素を遮断することで消火し、次回使用することもできます。
私の場合は安い炭を使っているので、再利用は考えておらず、水を張ったバケツ(プラスチック製でも可)に炭ばさみで炭を1つずつ入れて火を消して、燃えるごみとして持ち帰っています。
水に入れるときにジュバッと熱い水蒸気が出るので、軍手をして、ヤケドに注意しながらやりましょう。
有料のバーベキュー場所によっては、炭捨て場があったりしますので、その会場の指示にしたがって処理してください。
消火してから捨てる、炭消しの壺に火が着いたまま捨てるなど色々な方法があります。
まとめ
バーベキューコンロ、網、鉄板を簡単に片付ける方法をご紹介しましたが、いかがでしたか?
コンロを片付ける頃は、だいたい疲れていて片付けが面倒になる時間帯です。でも、今回ご紹介した方法を身につけておけば、バーベキューが終わったときも手際よく片付けられることでしょう。