日焼けして皮膚が赤くなって痛い!
夏本番!夏休み等で強い日差しの下で遊んでいると、日焼け止めを塗ったつもりでも、いつの間にか日焼けしてしまうこともありますよね。
軽い日焼けだったらまだしも、赤くなってヒリヒリする感じになったり、ひどくなると服がこすれるだけで痛いとか、患部がほてってしまうほどのケースもあります。
ヒリヒリして痛くて我慢できないほどの日焼けになってしまったとき、どのようなケアをすればよいのでしょうか?
もし、病院にかかるほど症状がひどかった場合は何科に行けばよいのでしょうか?
日焼け後の赤み痛みケア・治す方法
日焼けって実はヤケドをしたのと同じなんです。
ヒリヒリして赤くなるのは、皮膚の表皮が炎症を起こしている状態で、軽度(Ⅰ度)のヤケドと同じレベルです。
まずは冷やす
ヤケドしたらすぐ冷やすのと一緒で、肌の火照りやヒリヒリ感があるときには、20~30分を目安にまず冷やしてください。
冷やすことで炎症の進行を抑えるとともに、痛みを和らげることが重要です。
広範囲であればぬるい水風呂やぬるい水のシャワーでしばらく冷やします。
シャワーの水圧で痛いときは水風呂にしましょう。
狭い範囲であれば、水道水で濡らしてから絞ったタオルを患部に乗せて熱を取ります。
水分補給する
日焼けをすると、肌は水分を失い、乾燥します。
乾燥を放置すると、肌の復元が遅れたり、将来的に深いシワの元になったりします。
ですので、しっかり保湿対策することも重要になってきます。
まずは内側からの保湿として、水をたくさん飲みましょう。
水をたくさん飲むほど、肌の水分量はアップすると言われています。
脱水症状の予防にもなりますので、特に屋外で遊んだ後は、しっかりと水分を補給するようにしましょう。
肌の外側から保湿ケア
今度は外側から保湿します。
患部を冷やしてある程度火照りやヒリヒリ感が収まったら、低刺激性(ノンアルコール)の化粧水をたっぷりつけて、その上から消炎作用のある保湿クリームや軟膏を塗りましょう。
日焼けがひどくて化粧水が沁みるときは、無理に塗る必要はありません。
※アロエクリームやアロエ軟膏がお勧め。
アロエ成分が、消炎効果(炎症の改善)、保湿作用、収れん作用など、多くの効能があり、日焼け後の肌のケアに最適です。
これでもまた赤みや火照りを感じるようでしたら、冷やす、保湿するを繰り返します。
皮膚の回復ケア
回復が速やかに行われるように日焼け後の過ごし方も重要です。
回復中の肌は乾燥気味なので、保湿や水分補給を忘れないようにします。
メラニンの生成を抑えるビタミンCを食事などからしっかり摂ります。
また、夜更かしせずに、夜はしっかり寝て、肌が修復する時間を取り、あわせて体力も回復しましょう。
あまりにもひどい時は病院(皮膚科)へ
軽度の日焼けで、赤くなって多少ヒリヒリするけど、処置をすれば数日から1週間で落ち着いてくるようなレベルであれば病院にかからなくても良いでしょう。
でも、皮膚が真っ赤になって、冷やしても火照りが引かない場合や、水ぶくれが出来るような場合はすぐに病院(皮膚科)へ行くべきです。
水ぶくれが出来るほどの深いヤケドになると、治りが遅かったり、キズ痕を残してしまうこともあります。
もし水ぶくれができてしまった場合は、水ぶくれをこすったり潰したりしないようにしてください。
破れたところから細菌が入ったり、傷跡として残ったりします。
日焼け後のケア まとめ
こんなはずじゃなかった・・・と、ついやってしまう日焼け。
ヒリヒリして眠れなかったりすると辛いですので、早い段階で正しくケアすることで、少しでも痛みが緩和できるといいですね。