毎年お盆には実家や義実家などにあいさつ回りに行く。
そういった方々が多いですよね。
でも初めてのお盆であいさつ回りする際、手土産の渡し方はもちろんのこと、手土産とお供えを分けるべきなのか、手土産の相場はどの程度なのか迷ってしまいますよね。
そこでこの記事では手土産の渡し方や手土産とお供えはどちらも準備するべきなのか、手土産の相場はどのくらいなのかをまとめました。
お盆の手土産の渡し方を知りたい!
仏壇のある家の場合は、手土産は仏壇にお供えすることがおすすめです。
仏壇がある家の場合は大抵頂き物をすると最初にお仏壇にあげます。
ですから、仏様に挨拶をする際に一緒にお上げしましょう。
まずおうちの方にご挨拶をし、その後、「最初に仏様にお線香をあげさせていただきたいのですがよろしいですか?」と声をかけましょう。
お盆期間中であるため、宗派によってはお盆専用の飾り棚(盆棚)が準備されていることもあります。
通されたところにお参りし、仏さまにご挨拶しましょう。
お線香をあげた後、そばにどなたかいる場合には「こちら、お供えさせて頂きます」と声をかけて手土産をお供えします。
誰もいない場合には先にお供えし、「手土産をお持ちしたのですが、お仏壇(盆棚)にお上げしておきました。後で皆さんで召し上がってください」とお声がけしましょう。
お盆の手土産とお供えはどちらも準備するべき?
手土産を仏壇に上げる場合には、手土産だけでも構いません。
気になるという場合には手土産として菓子折りを準備し、お供えとして御仏前を包む方も多いです。
どちらも仏壇または盆棚にお上げします。
また、手土産には菓子折り、お供えとして日持ちするゼリーやお酒などという方も。
こちらは地域やご家庭によって異なりますから、一番確実なのは義母さんなどに確認すると間違いがないです。
お盆の手土産の金額の相場はどのくらい?
手土産の相場は2,000円~3,000円程度と相手が気を遣いすぎない程度の金額になります。
和菓子で、最初から分割されておりすぐに分けて食べられるものが最適です。
おまんじゅうなどがこれに当たりますね。
ただしあくまで一例であり、あまりこだわりすぎず義実家の方々が好きなものを手土産としてお持ちするもの正解です。
食べられないものを手土産としていただいても困ってしまいますよね。
旦那さんに好きな食べ物を聞いたり、直接どんなものが好きなのか聞いてみるもの良いでしょう。
また、先ほど「お供えでお金を包むことも」とお伝えしていましたね。
金額についてはあくまで気持ちになりますが、金額の相場としては3,000円~5,000円と言われています。
迷った時にはこの間で包むとよいです。
「御仏前」として包むのが一般的です。
まとめ
簡単にまとめますと、
- お盆の手土産の渡し方は仏壇や盆棚へ上げるのが◎
- お盆の手土産とお供えは一つにしても良いが、地域や家によって異なるので心配な場合は直接確認する
- お盆の手土産の金額の相場は2,000~3,000円程度
となります。
最初に色々と頑張りすぎてしまうと、毎年それを続けなくてはなりません。
ですからあまりに立派なものを手土産として持って行ったり、お供えしたりする必要はありません。
手土産とお供えをどちらも持っていくかどうかについても、一度確認してしまえば後は毎年それに従うのみですから、不安な場合には必ず聞いてみましょう^^