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お彼岸に結婚式はアリ?非常識?どうすればいい?

 

最近では、お彼岸の風習が薄れてきた地域もあり、お彼岸に馴染みのない方も多いことでしょう。

特に若い方はお彼岸の意味も良く分からないため、ちょうどその時期に式場の予約をしてしまい、両親に伝えたときに「お彼岸なのにどうして??」と言われて初めて気づくこともありますよね。

では、お彼岸中に結婚式を挙げることはなぜいけないのでしょうか?
お彼岸に結婚式は非常識なことなのでしょうか?

お彼岸に結婚式を決めてしまった方、挙げようかどうか悩んでいる方は参考になさってください。

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お彼岸の結婚式は非常識?

お彼岸は春と秋、年に2回あり、それぞれ春分の日、秋分の日を中日とした前後3日間のことです。

お彼岸は「あの世」が最も近くなると考えられている期間で、お彼岸には家族で先祖の墓参りをして供養をするという風習があります。

お彼岸は、喪中や忌中ではありませんので、結婚式を挙げること自体は全く問題ありません。

問題とされるのは、結婚式に列席していただく方々への配慮が足りないのではないか?というところです。

 

お彼岸には意外とお墓参りする人が多い

割と都会の方で、ご友人等若い方だけが列席するのでしたらそこまで気にする必要もないかと思いますが、両家のご親戚、会社の上司や先輩などは、お彼岸の行事を計画している方がいる可能性もあります。

年齢の高い方には、ご先祖様を大切にしたい気持ちが強い方が多いので、お彼岸に結婚式が重なっては困るのです。

分かりやすい例でいうと、お彼岸は、お盆や年末年始と同じくらいだと思っているのです。12月30日ころに結婚式に呼ばれる感覚です。

また、地方になるほど「お彼岸にお祝い事はすべきではない」と考える傾向もあり、墓参りは計画していないけれど、内心「お彼岸に結婚式なんて変ね」と思っているかもしれません。

 

じゃあ、どうすればいい?

列席者全員の都合を考えていてはきりがないですが、招待する側のマナーとして来てもらいやすい日にするのが思いやりです。

年配の方や、遠方の田舎から見える方があるようでしたら、お彼岸中の挙式はちょっと再検討しましょう。

こればかりは、「自分たちの結婚式なんだから、自分たちで決めればいいんだ!」と突っ張らずに、両家の親御さんに確認・相談をしてからのほうが絶対に良いです。親御さんにも恥をかかせる可能性もあります。

両家の親御さんが了承し、地域性を気にすることはないのであれば、多少迷惑をかける人が出るかもしれないですが、挙式OKでしょう。

せっかくの門出の日に、内心不愉快に感じている人がいるなんて嫌ですよね。

 

 

お彼岸の中日に結婚式はOK?

お彼岸の中日(ちゅうにち)とは、期間中の真ん中の日である春分の日、秋分の日にあたります。

お彼岸中に結婚式を検討する場合、お彼岸期間中はそもそも式場が空いているケースが多く、しかも春分の日、秋分の日はちょうど祝日ですので、この日に挙げるケースもあるのではないでしょうか?

この日は連休になることも多く、遠方へのお墓参りや、通常の旅行などを計画されている列席者もいるかもしれません。

中日に結婚式を挙げること自体は問題ないのですが、列席者への影響を考えると、あまりお勧めできる日ではありません。

もしも、何らかの事情でどうしてもその日に挙げる場合は、招待状や挙式当日にその理由などを一言触れておき、忙しい中参列していただく方々への配慮をしっかりとしておきます。

 

 

まとめ

お彼岸に祝い事をしてはいけない決まりはないので、お彼岸に結婚式を行うことは問題ありません。

しかし、他の日よりも列席者に迷惑をかける可能性が高いのと、地域や年代によっては良く思わない方もいる、という所が問題になります。

お彼岸に結婚式を挙げるなら、列席者への配慮を十分にする必要があります。

もしその日に特に思い入れがなく、可能であればお彼岸を避けて日取りを変更されることをおすすめしますよ。

 

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