だんだん暑い日が続くようになると気になってくるお弁当事情。
お弁当、悪くなってないかな…?と思いますよね。
食中毒にはなりたくないけど、毎日外食なんて考えられない!
お弁当を痛みにくくする工夫や痛みにくいおかず、さらにお弁当の保冷方法をご紹介していきます!
夏のお弁当が痛まないための工夫
詰めるものは必ず冷ましてから入れる
夏のお弁当を痛まないようにするためには、必ずおかずを冷ましてから入れるようにしましょう。
暖かいものや常温のものに水分があると、雑菌が繁殖しやすくなるためお弁当が痛みやすくなります。
作ったおかずをしっかり冷蔵庫などで冷やしてからお弁当に詰めたり、もしくは前日のうちにおかずを作って冷凍し、凍ったまま弁当箱に詰めることも効果的です。
お昼頃にちょうど解凍され、食べごろになっています。
出来立てのおかずやごはんについては、取り皿によそうと比較的早く冷めます。
ご飯は広げておくようにすると、下の方が冷めていなかった…ということになりづらいですよ。
おかずの味は濃い目につける
塩には殺菌効果があるため、いつもよりも濃い目に味つけしましょう。
ただし濃すぎると健康にはあまりよくありませんのでほどほどに。
おかずの汁気はなるべく少なく!
雑菌は水分を好み、水気があるとどんどん繁殖してしまいます。
出来るだけ水分を少なく抑える工夫をしましょう。
具体的には、煮物を入れる際にもなるべく煮汁を入れないように気を付ける、
レタスなどの生野菜は水分が多いためできるだけ入れない等です。
どうしても入れる際には、きちんとキッチンペーパーで水気をふき取って入れましょう。
前日の残り物はなるべく入れない
前日の残りのおかずは冷蔵庫に保管していても雑菌が繁殖しています。
どうしても入れる場合には、お弁当に詰める前に一度電子レンジなどでしっかり加熱しましょう。
出来るだけ前日のうちのおかずを入れる際には前もって冷凍しておくことをおすすめします。
抗菌シートやわさびシートを入れる
抗菌シートは100円ショップでも売っていますね。
これらのシートはお弁当のおかずが腐敗しにくいよう手助けしてくれる効果があります。
お弁当の中におかずと一緒に入れるだけですから手間いらず。
ドンドン使っていきましょう。
このひと手間で食中毒減!お弁当箱を消毒する
菌を繁殖させないことはもちろんですが、菌を出来るだけつけないことも当然大切です。
しっかり洗っていると思ったお弁当箱にも見えない雑菌が存在します。
少し手間はかかりますが、お弁当箱を消毒するようにするとなお安全ですね。
菌を付けない、という点では、素手でおかずを触ったりおにぎりを握ったりすることもあまりお勧めできません。
手には無数の雑菌が存在しますのでできるだけ触らないように気を付けます。
おにぎりはラップに包んで握る、市販されている使い捨てのビニール手袋を利用するなどして作るとよいでしょう。
夏のお弁当に入れても痛みにくいおかずはどんなもの?
酢が入っているもの
酢には殺菌力や防腐力があるため、食べ物を痛みにくくする効果があります。
メインのおかず(肉や魚など)にくわえてみたり、ご飯を酢飯にすることで痛みにくいおかずになります。
酢のものや甘酢痛め、甘酢煮などがおすすめですよ。
梅干しを利用する
梅干しには抗菌効果があると有名ですね。
ただし、梅干しがある場所しか抗菌効果がないようです。
梅干しの抗菌効果を得るためには、梅を混ぜたご飯やおにぎり、野菜などの梅和えが効果的です。
やや強い味付けのものを入れる
この記事の前半で、水分が多く常温の状態だと雑菌が繁殖しやすくお弁当が悪くなりやすい!とお伝えしてきましたが、実は菌が利用できる水と利用できない水が存在します。
塩や砂糖等と結合している水分子は金が利用できない水であるためお弁当が悪くなりにくいです。
塩漬けなどの漬物やジャムなどが長持ちするのは上記の理由からです。
いつものおかずに少し塩分や砂糖を足してみるといいですね。
痛みやすいといわれている
- 生野菜
- 卵焼き
- ポテトサラダ
- かまぼこやちくわなどの練り物
- 煮物
などは、案外味付けや水分等に気を付けていれば入れられるものが多いです。
生野菜は水分が多いのでどうしても入れにくいですが、
- 卵焼きは甘く味付けしてみる
- ポテトサラダは酢を少し多めに加えてみる
- かまぼこやちくわは加熱して加える
- 煮物は煮汁を一緒に入れない
などの工夫で入れることが可能です。
ただし保冷対策は必ず行ってくださいね。
夏のお弁当の保冷対策は?
夏場はとても暑いため、お弁当を持参するととても傷みやすいです。
痛みにくくするために、必ず保冷対策をしましょう。
保冷剤と一緒にお弁当を包んだり、お弁当の中身に凍らせたおかずやゼリーを一緒に入れるとよいです。
併せて、出来るだけ専用の保冷バッグに入れることをお勧めします。
お弁当専用の保冷バッグはインターネットでも購入できますし、お近くの雑貨屋さん、場合によっては100円ショップでも購入できるようです。
保冷バックにお弁当と保冷剤を一緒に入れておきましょう。
保冷剤の代わりに凍らせたペットボトルでも有効です。
しかし、保冷バックの効果が高いために通常の厚さくらいではペットボトルの中身が溶けていないこともあるようです。
その日の気温によって考える必要がありそうです。
営業などで車中にお弁当箱を置いたままにしなければならない方は、保冷バックでは間に合わない可能性が。
その場合にはちゃんとしたクーラーボックスを準備しましょう。大きすぎない小さいサイズのものも売っています。
まとめると
- 保冷剤や冷凍したおかずやゼリーを入れる
- 保冷剤がわりに凍らせたペットボトルを利用する
- 専用の保冷バッグを利用する
- 場合によってはクーラーボックスを用意する
まとめ
この記事では夏のお弁当を痛みにくくする工夫や痛みにくいおかずの例、お弁当の保冷方法について紹介しました。
痛みにくい…ということで紹介していますので、100%痛まないとは言えませんのでその点はご注意ください。