【南部一郎】とは、岩手県で生産されているかぼちゃの品種で、強い甘みとネットリした食感で人気があります。
でも、生産量が少なくて、岩手県以外ではなかなかお目にかかれないのも事実。
そこで、全国どこにいても南部一郎かぼちゃを手に入れる方法や、スーパーで売ってた場合の値段の相場をご紹介します。
南部一郎かぼちゃをどうしても食べてみたい方必見です。
南部一郎かぼちゃって何?
「南部一郎」とは、日本かぼちゃの名前で、バターナッツやへちまみたいな細長い形状ををしています。
普段よく食べている丸いかぼちゃは「西洋かぼちゃ」で、今はそっちが主流になっていますよね。
「南部」は岩手県北部の旧称で、「一郎」は、オリジナルの種を持っていた人の名前で、その2つを掛け合わせて南部一郎というネーミングになりました。
岩手県一関市の骨寺村荘園カボチャ研究会の人たちが中心になって生産されていますが、数が少なく、入手が難しいものでもあります。
南部一郎かぼちゃが注目される理由
南部一郎、南部一郎を宜しくお願いします。
(南部一郎とは一関市骨寺村荘園で作られているかぼちゃ。糖度はマンゴー並みの甘さ) pic.twitter.com/ysgX5mswdf— 岩手大学生協 (@iwate_ucoop) November 7, 2018
最大の特徴は【めっちゃ甘い】ということ。
糖度が15~20度あり、パイナップルやマンゴーにも匹敵するほど。
もはやフルーツですね。
見ての通り、中身が黄金色をしていて、柔らかくて滑らかな食感も人気の理由。
そのまま生でサラダとして食べてもよしですが、プリンやケーキなどのスイーツにも応用できますね。
南部一郎かぼちゃが出回る時期
南部一郎かぼちゃが手に入るのは、だいたい11月~2月ころ。
この時期であれば、地元のスーパーにも南部一郎かぼちゃが並んでいる可能性がありますので、売り場を注意してみてみましょう。
ただし、かぼちゃの表面が緑色のものはまだ完熟していない証拠で、甘くないので、かぼちゃ全体が黄色がかったものを選ぶようにしましょう。
南部一郎かぼちゃの値段
南部一郎かぼちゃは、収穫後にてまひまかけて追熟させているので、お値段はちょっとお高め。
現地の岩手県で買うなら1つ300円~500円程度で入手できるのですが、関東や関西などで流通しているものは700~1000円くらいの価格になっています。
南部一郎かぼちゃはどこで買える?
南部一郎かぼちゃは、時期になれば岩手県内であれば流通量が多いので、スーパーでも見かけることが多いのですが、岩手県外にもすこ~し出荷されています。
ですので、岩手県に住んでいない人でも、もし地元のスーパーで見かけた際には、ぜひ試してみてください。
ネット通販で販売しているショップもありますので、確実に手に入れたい方はそちらを利用したほうがいいかもしれません。
【南部一郎かぼちゃのネット通販ショップ】
農家の台所→http://webshop.noukanodaidokoro.com/shopdetail/009012000002/
八木澤商店のポタージュ→https://yagisawa-s.jp/SHOP/0517007.html
新鮮館おおまちのかぼちゃスープ→http://ikiikishinsenkan.ocnk.net/product/257
南部一郎かぼちゃの食べ方レシピ
南部一郎というかぼちゃをご存知でしょうか。マンゴーのようにとろっと甘く、見た目もなんだか愛らしいのです。
ぱらりと塩をふって、ラップにくるみレンジで5分チンしただけで完成する「南部一郎のレンチン」は、そのままスプーンですくって食べていただきたい…!甘さが際立ちます! pic.twitter.com/eWXYYHD8tN— ukka (ウッカ) ????? 旧 OWNERS (@ukka_official) February 1, 2019
「南部一郎」は、甘みが強くて、ホクホクというよりはねっとりとしているカボチャです。
甘くて火の通りがよくて、ペースト状になりやすいので、スープとか、うすく切ってフライパンでさっと焼いて食べるなどもおすすめです。
プリンやケーキなどのスイーツにも向いていて、砂糖を使う必要がないほどなんです。
南部一郎かぼちゃ まとめ
私たちがよく食べている西洋かぼちゃとは一味もふた味も違う【南部一郎】かぼちゃ。
見た目が細長くて見慣れていないので、一瞬手に取るのを戸惑うかもしれませんが、自然の甘みと滑らかな食感は特筆もの。
アイスクリームやケーキ、ポタージュスープ、グランドシャなど、様々な加工食品としても販売されていますから、まずはこちらからでも手軽に試すのも良いですね。