梅シロップは自宅で作れる・・・と聞いて意気込んで作ったものの、どうやって保存したらいいんだろう?
これっていつまで飲めるんだろう?
さらに、ジュースにする以外にどうやって活用したらいいんだろう?
そんな疑問をお持ちではないですか?
この記事ではそんなお悩みにお答えしていきます^^
梅シロップの保存方法は?
梅シロップは、出来た後数日で飲みきってしまう場合には加熱殺菌する必要はありません。
しかし、長期間保存したい場合にはそのままにしておくとシロップが発酵してしまいますから必ず加熱殺菌しましょう。
加熱殺菌する場合、梅の実は取り除いてシロップのみ鍋に移します。
沸騰させない程度に弱火で煮て、灰汁が出て来たら綺麗に取り除きます。
その後お酢を少量入れますと、なお保存効果が高まりますよ。
お酢?すっぱくならないの?とも思うのですが、もともと甘酸っぱいシロップであることから酸っぱさは気になりませんので安心してください。
その後煮沸消毒した瓶に移し、しっかりと瓶に蓋をしましょう。
空気が入らない状況であれば常温でも保存可能です。
ただし気を付けていただきたいのは、一度蓋を開けてしまったら常温保存は難しいということです。
蓋を開けたら必ず冷蔵保存してくださいね^^
梅シロップの保存はペットボトルでも出来る?
専用の瓶を使うことが一番良いですが、なかなか準備するのも難しいですよね。
ペットボトルなら大抵のお宅にあると思いますので、ペットボトルでの保存方法も紹介します!
まず、先ほどと同じようにシロップを煮てください。
煮たシロップが完全に冷めたらペットボトルに少量を移して蓋をし、ペットボトルを振ってください。
中身が全体にいきわたるようにして、中をゆすぎます。
その後中身を捨てて、残りのシロップを注ぎ蓋をしっかり閉めてください。
これで完成です^^
蓋を開けるまでは常温保存できますが、ペットボトルということで完全密封は難しいことから冷蔵保存するのが無難です。
量が多い場合には小分けにすると良いでしょう。
梅シロップの保存は冷凍も出来る!
タッパーや製氷皿などの移せば冷凍することも出来ます。
ただし、瓶のままで冷凍すると割れてしまう危険性がありますので、絶対にやめてくださいね。
梅シロップはいつまで飲めるの?
いつまで飲めるのかは保存方法で変わってきます。
加熱殺菌していない場合
加熱殺菌しないことにより酵素が生きてきますが、どうしても長持ちしません。
冷蔵保存で長くて一か月程度とみたほうが良いでしょう。
もし泡が出てきて発酵してしまった場合には、加熱殺菌してアルコールを飛ばし、灰汁をとればまた飲むことが出来ます。
加熱殺菌した場合
密閉容器に入れて蓋を開けていない、空気が入らない状態であれば半年~1年程度は持ちます。
しかし、一度開けてしまったら必ず冷蔵保存するようにしましょう。
冷蔵保存であれば状態にもよりますが1~3か月程度。
未開封であれば1年程度保存がききます。
冷凍した場合には1~2年は大丈夫です。使用する場合には自然解凍しましょう。
飲まないほうが良い状態の見分け方
カビが生えていたり変なにおいがする場合には飲むのを控えます。
シロップが濁っている場合は飲めることもありますが、心配ならば飲まないほうが良いでしょう。
梅シロップや梅の活用方法は?
梅シロップっていったらジュースかな・・・と思いがちですが、実はたくさんの活用方法があるんです!
定番の梅ジュースに
梅シロップと炭酸水、もしくは水などと割って飲みます。
牛乳や豆乳(無調整豆乳もOK)で飲むと甘酸っぱいドリンクに。
お腹にも溜まりますし美味しくいただけます。
ちょっとしたおやつに!
暑い時期なんかは梅シロップをバニラアイスにかけて食べるのもおすすめです。
かき氷にかけるのもいいですね。
もしくはシロップ自体を凍らせて、その氷でかき氷を作ることも出来ます!
凍らせる中で適度にかき混ぜるとシャーベットも作れますよ。
調味料がわりに!
- サラダ油、塩コショウと合わせてドレッシング
- 梅を瓶に入れて被るくらいのお醤油でつけておくと手作り梅醤油に!
- お砂糖、甘酢の代わりにちょい足し
- 梅の実は魚料理などの臭み取りに!
などなど便利な使い方が満載です。
ホットケーキの生地などに混ぜてもおいしくいただけます。
中でもおススメなのはやっぱり手作り梅醤油。
お豆腐などにかけたり炒め物に使ってもおいしいですよ。
まとめ
せっかく作った梅シロップですから、きちんとした保存方法で美味しくいただくのが一番です。
基本的には冷蔵保存すること、保存容器はしっかり消毒してから利用することを念頭に置き、お好みの楽しみ方で梅シロップを味わってくださいね^^