また読もうと思ってとっておいた本が、いつのまにか黄ばんだりニオイがついたりしてガッカリ。
大切な本やお気に入りの漫画本を正しくキレイな状態で保管しておく方法はないのか?
そんな疑問をお持ちじゃないですか?
本は「紙」でできていますから、どれだけしっかり保管していても、どうしても時間の経過とともに劣化してしまうもの。
でも、適切に保管することで、劣化のスピードを遅らせることはできるんですね。
そんな疑問を解決する方法が実はあります。
- あなたの大事な本をきれいに保管する方法
- 自分の代わりに本・漫画を保管してくれるサービス
をご紹介します。
本の保存をする上で気をつける点は?
本を保存する上での敵ってなんだと思いますか?
- 不適切な温度や湿度(温度18~22℃、湿度50~60%が最適)
- 光(日光や蛍光灯の紫外線)
- チリやホコリ(虫やカビ菌の付着原因となる)
- 害虫・カビ(虫による食害)
保管中に本が劣化してしまう原因はこんなにあるんですね。
本の保管の際に気をつけたいことは
- なるべく光が当たらない場所に置く
- 湿度が少ない場所に置く
- 害虫やカビの発生が防げる場所に置く
ということ。
本の正しい保管方法は?
気を付けるポイントを守って保管すればよいのですが、完璧に対策するのも難しいところ。
「遮光」「調湿」「防虫」のうち、できるところから対策すればよいと思いますが、「虫・カビ」は、本が読めなくなるという致命傷になりますので、ここだけはしっかり予防しておきたいですね。
本棚で保管するなら
本棚でそのまま保管しておきたい人は多いのではないでしょうか?
そんな場合は、
- 直射日光の当たらない場所に設置
- 扉のある本棚にする
- 扉がない場合は突っ張り棒などでカーテンを取り付ける
- 本棚用の除湿シートを敷く
などの対策が有効です。
本の保存箱で保管するなら
本専用の保存容器が発売されていて、保存環境を整えて、光やホコリなどから本を守ることができます。
ただ、ダンボール箱は、湿気を吸いやすく、虫が湧くこともあるのでおすすめできません。
プラスチックケースが手に入りやすく、湿気に強いのでおすすめですが、乾燥剤を一緒に入れておくとなお安心です。
収納の際は、平積みではなく、本を立てて収納したほうがベター。
積み重ねて置くと、下の方の本に圧力がかかり、歪んだり、ページ同士がくっついたりしてしまうことがあります。
本を箱に入れたら、暗くて温度変化が少なく、低湿度の場所を選んで置いておけばOK。
漫画本の収納ならアイリスオーヤマ
単行本も含めて収納するなら少し大きめのものを
本・漫画の保管サービスを使ってみるという手もある
宅配トランクルームサービスとも言われており、1箱単位で空調管理された倉庫に預けられるサービスがあります。
こういった宅配トランクルームサービスを行っている会社は何社もあるのですが、なかでも本専用のプランを用意している業者がおすすめ。
本の保管に適した空調であることはもちろんですが、1箱の中に詰め込まれた本を1冊単位で管理し、WEB上で確認できるので、何をどの箱の中に預けているのかひと目で分かりますし、1冊からでも取り出し可能なんです。
自宅に置いておくスペースがない、スッキリさせたい!という人は検討の価値ありですね。