乾燥する時期になると唇が荒れちゃって、ちょっと油断すると割れて痛いんですよね。
口紅も塗れなくなってしまうので、唇荒れを早く治す方法とリップクリームの使い方についてご紹介します。
唇の荒れ・割れを早く治す方法は?
すぐにガサガサになってしまう唇に潤いキープ力を与えて、健康的な唇に近づけてくれるのが【唇パック】。
定期的に行うことで、次第に唇が元気を取り戻し、乾燥が気にならなくなってくるでしょう。
効果的で簡単な唇パックのやり方をご紹介します。
・小さめのタオル
・サランラップ
・ワセリンかリップクリームかはちみつ
- ハンドタオルなどを水で湿らせてレンチンするなどして蒸してタオルを作ります。
- 蒸しタオルを唇にやさしくあててそのまま数分間唇を温めます。
- 温めた唇の上に、ワセリン等を指か綿棒で塗り込むように乗せていきます。
- 10cm四方くらいにカットしたラップで唇を覆い、5分~10分ほどパックします。
パック時間はあまり長すぎると逆に荒れてしまいますので、10分までを目安にしてください。 - 時間になったら、ラップを外して残っているワセリン等を優しくティッシュやコットンなどで拭き取ります。
拭き取るときにゴシゴシこするとせっかく潤っている唇を荒らしてしまいます。
ラップを2分割すると便利
ラップ1枚を貼り付けても良いのですが、半分に切って使うと、唇の内側までしっかりパックできますし、パック中に話をすることもできるので便利ですよ。
いつやるのが効果的?
唇パックは、唇にメイク汚れのない清潔な状態で行いたいもの。
入浴後であれば、クレンジングも済んで、血行も良くなっているので、パック成分が浸透しやすいので、最もおすすめできるタイミングですね。
頻度は?
頻度は特に決まりはありません。
荒れが気になるということであれば、パックをして唇の状態に異常がなければ、毎日行っても大丈夫です。
口にはいっても大丈夫なものを使っていますが、まれに合わない場合もありますから、異常や異変を感じたらすぐにやめてくださいね。
リップクリームは正しく使っている?
唇荒れが気になるとリップクリームが手放せない方も多いと思いますが、リップクリームは注意して使わないと、塗る時の摩擦で荒れの原因にもなってしまうんですよ。
リップクリームは縦に塗る
口紅のように横方向に塗っていませんか?
唇は縦方向にシワが入っているので、リップクリームの成分をしっかり届けるためにもリップクリームは縦に塗るのが正しい使い方。
横方向だと浸透しないばかりか、摩擦も強くなり、荒れの原因にもなってしまいます。
スティックタイプは温めて
塗る時に唇に摩擦を与えると荒れの原因になってしまいます。
ですので、できればチューブタイプの柔らかいリップクリームがおすすめです。
スティックタイプを使うのであれば、冷えてカチカチの状態では唇に強い摩擦刺激を与えてしまいますので、クリームを温めてから使用するようにしましょう。
「医薬部外品」と「第3類医薬品」で目的が違う
リップクリームのパッケージをよく見ると「医薬部外品」とか「第3類医薬品」って書いてありませんか?
たったこれだけの違いですが、使われている成分が異なり、使用目的が違うんですね。
「医薬部外品」や「薬用」と書かれているものは、唇をケアするのに有効な成分が入っているというもので、唇が荒れるのを予防するために適したものなんです。
ガサガサに荒れてから塗るのではなく、荒れていない状態から保湿ケアをするという目的で使うものなんです。
いっぽう「第3類医薬品」のほうは、荒れた唇を修復する成分が入っているので、すでにガサガサになっている場合はこちらを使わないと効果が実感しにくいんですね。
目的に応じたリップクリームを使うようにしましょう。
まとめ
唇が荒れてしまった時は、口紅は刺激が強いのでしばらく塗らないほうがいいでしょう。
代わりに美容液タイプのリップグロスで代用するといいですよ。
唇が荒れてガサガサになってしまうと気分的にも凹みますし、女子力も低下してしまいます。
普段からしっかりと予防して、もし割れしてしまったら早めに治してしまいましょうね。