バーベキューの準備で、どれくらいの量を用意してよいか分からないのが、炭の量。
多めに持っていけば安心ですが、余ると持ち帰るのが大変ですし、足りないと食材が焼けなくて困ってしまいます。
少し余るくらいが理想だけど、じゃあ、どれくらいなの?ということになります。
そこで、使う炭の種類やコンロの大きさ、人数別に、どれくらいの炭を用意すればよいのか、目安をお伝えします。
必要量の計算の前提は?
どれくらい炭が必要かを考える時に、前提条件として「時間」「炭の種類」「コンロの大きさ」を決めないと計算できません。
「時間」はほとんどの方が、1回2~2.5時間だと思いますので、あとは炭の種類とコンロの大きさを決めれば試算できますね。
まず、炭の種類を決めます
実は、炭の種類によって燃焼時間が異なりますので、まずはバーベキューで使用する炭の種類を確認し、決めておきましょう。
マングローブ炭 | ホームセンター等で見かける最も一般的で安価なもの。6kgで980円前後。安いが、燃え尽きるのも早いです。 |
ナラ切炭 | 価格は若干高めですが、マングローブ炭よりは火持ちも良く、大きさも均一で扱いやすいです。6kgで2,000円くらい。 |
備長炭 | 高価で、火持ちは非常に良いが、着火は非常に難しく、バーベキュー向きではありません。 |
今回は私も良く使う、マングローブ炭を使う前提で計算をします。
バーベキューコンロの大きさを決めます
次に、バーベキューコンロは、45cm×30cm程度のものが4人用と言われていますので、今回はこのコンロを使う場合で計算します。
ワンランク大きい65cm×45cmくらいの5~6人用であれば、2倍して調整して下さい。
バーベキューで使う炭の必要量【目安】
経験則ですが、
・マングローブ炭
・45cm×30cmの4人用コンロ
・4人参加
・2時間
というバーベキューなら、3kgの炭で余るか余らないかのちょうどいい量です。
したがって・・・・
6人用コンロで6kg必要
または
参加人数×1kg
という法則でOKでしょう。いずれも少し余る想定です。
10人、20人のバーベキューで使う炭の必要量は?
人数が増えると、同時にたくさんの量や複数のメニューを焼き上げる必要があるので、コンロが複数台あると便利です。
一般論ですが、大人で割と焼く・食べる主体のバーベキューなら、10人から15人になると65cm×45cmくらいの5~6人用コンロが2台、20人以上になると3台あると安心ですし、焼く係の人も楽です。
サラダやおにぎりなど焼かないで食べられる食材もあるとか、酒飲み主体、子供が多い、というケースなら、10人で65cm×45cmくらいの5~6人用コンロが1台、20人で2台でも間に合うでしょう。
10人、15人で必要な炭の量は?
5~6人用コンロ2台使うなら、1回2時間として6kg炭×2箱=12kg 必要になります。(少し余るでしょう)
20人で必要な炭の量は?
5~6人用コンロ3台使うなら、1回2時間として6kg炭×3箱=18kg 必要になります。(少し余るでしょう)
関連記事炭の量が分かったら、次は火おこしの方法ですよね。
>>初心者向けBBQの簡単火おこし方法のコツ!炭や着火剤の選び方も伝授
BBQで使う炭の量 まとめ
いかがでしたか?必要な木炭の量の目安になりましたか?
せっかくのバーベキューなので「炭が足りない!」事態だけは避けたいですので、炭の量を迷ったら少し多めに持って行くほうが安心です。
せっかくちょうど良い量を用意しても、むやみに炭をくべて強火にすると、炭も足りなくなるし、料理もすぐ焦げてしまいますので、炭の使い方にも注意しましょう。
BBQで炭以外に必要な道具類はこちらの記事が参考になります。
>>BBQで必要なものリスト