みかんて袋で買うよりも箱買いすると断然お得なんですよね!
みかんは比較的保存がきくほうですが、箱だとやっぱり量が多くて食べきれず、カビが生えてしまうことも。
そこで、段ボール箱で買ったときのみかんの正しい保存方法をご紹介します。
段ボール箱みかんの正しい保存方法
みかんを箱で買ってきたらそのままにせず、ちょっと工夫するだけでより長持ちさせることができます。
みかんを長持ちさせるポイントを順番にご紹介します。
箱から全て出して、傷んでいないかチェック
まずは、すでに腐っているものがないか底の方までチェックし、腐っていたら取り除きます。
また、腐っていたみかんのすぐ横でカビに接触していたみかんも、そのままにしておくと今は大丈夫でも数日でカビてしまいますので、乾いた布やティッシュできれいに拭き取っておきます。
このように、腐ったみかんをそのままにしておくと、周りに伝染していきますので、必ずチェックしてくださいね。
腐ったみかんが入っている場所は大抵段ボール箱の底付近が多いです。
運送中に重みや衝撃で傷ついたりして腐ってしまうんですね。
腐っていたり、果汁が浸み出しているのは見ればわかるので、取り除いてしまいましょう。
長持ちしないみかんを先に食卓用に選別
箱の中のみかんをチェックする時は、以下のような「長持ちしないみかん」も同時にチェック!
- 爪でひっかいたような切り傷があるもの
- 皮と実の間に隙間があるもの
- 他のみかんの重みで変形しているもの
- ヘタが茶色いもの(緑色>黄色>茶色)=鮮度が悪い
このようなみかんは長持ちしませんので、先に出して早めに食べてしまいましょう。
(できれば)カゴに移して保存する
みかんを保存するときに高温や湿気は禁物です。
せっかく選別したみかんを段ボール箱にしまうのではなく、できれば風通しのよいカゴやザルに移し替えて保存しましょう。
段ボール箱は風通しも悪く湿気がちなんです。
箱に戻すなら丁寧に、ヘタを下に
でも、ちょうど良いカゴがないご家庭も多いと思います。
(意外とあのダンボール箱が便利なんですよね・・・)
もし段ボール箱で保存するなら、いったん出したみかんをダーッと乱雑に戻すと傷ついて腐敗の原因になりますので、優しく丁寧に戻しましょう。
みかんはけっこう傷つきやすい果物なんです。
また、湿気を軽減するため、段ボールの底に新聞紙を敷き、ヘタの部分を下にして並べていきます。
ヘタの部分を下にするのは、みかんのヘタの部分が一番硬いから。
ヘタの部分を下にすることによって、上にのっているみかんの重みで、潰れて傷んでしまう、というリスクが少なくなるからなんです。
そして、一段平らにみかんを並べ終えたら、また新聞紙をかぶせるように敷きます。
その上に、またみかんをヘタの部分を下にして並べていきます。
みかん→新聞紙→みかん→新聞 と重ねていきます。
入れ終わったら、通気性を確保するため、箱のフタは閉めないでおきます。
置き場所は涼しくて風通しの良い場所で
保存用のみかんを置く場所は、カビが生えにくい温度(10℃以下)と、湿度が高くない、直射日光の当たらないところがおすすめ。
直射日光の当たらない廊下などが良いですね。
暖房の効いている部屋はNGです。
こたつの上には、食べる分だけ持って行きましょう。
みかんは冷蔵庫ではなく常温保存です
冷蔵庫で保存すると、乾燥してしまったり、酸っぱくなったりします。夏場のみかんは冷蔵庫でOKですが、冬のみかんは常温保存ですよ。
もし、適切な常温保存の場所がなく、やむを得ず冷蔵庫で保存する場合は、新聞紙で包み、袋にいれて野菜室で保存するようにしましょう。
みかんの保存期間は?
こうして正しく保存して、みかんを常温保存できる期間は2週間~3週間です。
ただし、保存中も、2,3日ごとに傷んでいるものはないか?をチェックするのを忘れないようにします。
冷凍すればさらに長持ち
冷凍すると風味が落ちるのであまりお勧めしませんが、さらに長く保存することができます。
皮付きのまま丸ごと凍らすと食べる時に皮が剥きにくいので、皮をむき一房ずつ分けた状態でジップロックなどの袋に入れて冷凍する方法がおすすめ。
これなら保存期間は1~2ヵ月くらいOKです。
まとめ
箱で買ったみかんを長持ちさせるには、最初に中身をチェックして、腐っているのを取り除くのが一番大切なポイント。
せっかくお得に買ったみかん、腐らせて無駄にしないように、美味しく頂きましょう。