日常生活

ヒアリの特徴や画像で見分け方を知る。刺されたらどうする?

最近ニュースで頻繁に聞くようになった「ヒアリ」。

これだけ色々な場所で見つかるとさすがに身近なところにもいるのではないかと心配になってきます。

そこで、ヒアリの特徴や画像を知って見分けられるようにしておきましょう。
また、もし万が一刺されたらどうなるのか?知識だけでも入れておきましょう。

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ヒアリが発見された場所は?

2017年7月17日時点でヒアリが発見されている場所をまとめておきます。

5月26日兵庫県尼崎市で貨物船のコンテナの中から500匹以上発見。
6月18日兵庫県神戸市のポートアイランドのコンテナヤード(PC18)で発見。
6月27日愛知県の名古屋港鍋田ふ頭で発見。
6月30日大阪府大阪市住之江区の大阪南港で発見。
7月3日東京都の東京港大井ふ頭のコンテナから100匹以上発見。
7月6日愛知県春日井市の倉庫で、名古屋港から来たコンテナで運ばれたとみられるヒアリを発見。
7月12日茨城県常陸太田市で、東京の青海ふ頭から運ばれたコンテナの中から発見。
7月14日神奈川県の横浜港の本牧ふ頭D5ターミナル地面で700匹以上発見。

 

ヒアリの特徴を知って見分け方を身につけよう

出典:AntWeb.org



ヒアリは南米原産でお尻に毒針を持ち、刺されると火傷のような激しい痛みを生じるため「火蟻」という漢字があてがわれています。(噛むわけじゃないんですね。)

体長は2.5mm~6mmと、かなり幅広いので、「大きめのアリです」「小さめのアリです」みたいに、大きさでは判断できません。

色は赤茶色です。したがって、黒いアリ=ヒアリではない という事が分かります。

形状の特徴として、背中(お尻の手前)に2つのコブがあります。でも、これも虫眼鏡で見ないと分からないでしょうから、判断するのが難しい特徴ですね。

土でできたこんもりしたアリ塚(巣)を作ります。今のところ在来種にアリ塚を作るアリはいません。
もしアリ塚を見つけたら、踏んだり触ったりしてはいけません。

 

以上がヒアリの目立つ特徴ですが、区別できそうですか?
在来種にも、ヒアリと似たような体長と色のアリがいます。
やはり、普段からアリを観察している人でない限り、ヒアリを見分けるのは相当難しいと思います。

 

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むやみにアリを駆除しないほうが良い

今、ドラッグストア等でアリの殺虫剤がよく売れているとのこと。

アリに対する警戒感が高まっているのでしょうか?

でも今のところ、港のコンテナや、その中身が置かれていた場所周辺以外ではヒアリはまだ見つかっていません。

我々の日常生活圏内にいるアリは100%ヒアリではないとのこと。

理由は、仮にヒアリが侵入してきたとしても、在来のアリやクモなどのほうが圧倒的に数が多いので、すぐにヒアリは駆逐されてしまうのです。

ですから、アリ殺虫剤で家の周りのアリやクモをやっつけることは、ヒアリにとっての敵がいなくなるので、逆にヒアリが定着しやすくなるのです。

ヒアリ対策は冷静に行う必要があるようです。

 

ヒアリに刺されたら

ヒアリは「殺人アリだ」なんでニュースで言われていますが、刺されて死ぬことはほぼなく、まれにアレルギーによるアナフィラキシーショックでの死亡例が海外であるくらいです。

ヒアリに刺された際には、アルカロイド毒により、熱感を伴う非常に激しい痛みを覚え、水疱状に腫れ、その後、膿が出ます。

刺されて数分から数十分後に患部が腫れて、頭痛や吐き気、じんましんなどが出たらすぐに病院へ行きましょう。
痛みとかゆみだけで、特に容態の悪化が見られなければ急いで病院へ行かなくても大丈夫です。

ヒアリの場合は初めて刺されたときにアレルギー症状がでることがあるので注意が必要です。

 

 

ヒアリ まとめ

ヒアリは確かに毒を持つアリで、拡大しないようにしっかり対処しないといけません。

テレビ等で「殺人アリ」などと煽り立てられて、私たちも恐れてしまいますが、専門家が水際で食い止める努力をしていますので、日常生活でヒアリに遭遇することはほぼありません。

ヒアリに関する正しい知識を得て、冷静な対応をしていきましょう。

 

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