年中出回っているさつまいもですが、特に秋口のさつまいもは旬で美味しいですよね。
焼き芋にしてもおいしいし、ふかしてもおいしい。味噌汁なんかに入れてもおいしい!
しかも便秘や美容に効果的だし~♪
なんて思いながら食べていたら…あれ、お腹の調子が悪い?!
そんな経験したことありませんか?
さつまいもは本当に便秘解消に効果的なのか?
詳しく解説してみました!
さつまいもが便秘解消に良いと言われるのはなぜ?
さつまいもはなんといっても食物繊維が豊富。
さつまいも100gに対して食物繊維は3gも含まれています。
白米の食物繊維量は100g当たり0.4gですからその差は歴然。
さつまいもの食物繊維は胃や腸で膨らみますから、満腹感もあります。
食物繊維が多いとなぜ便秘に効果があるのかと言いますと、簡単に言うと便の嵩が増えるからです。
さらに腸内の善玉菌を増やし、大腸のぜん動運動を促してくれる効果もあります。
ですから食物繊維は積極的に摂るべきと言われているのです。
でもさつまいもを食べるとお腹の調子がイマイチ…実はさつまいもは便秘に逆効果?
さつまいも自体が便秘に逆効果というわけではありません。
先ほども話したように、食物繊維が豊富な食材であることから便秘に効果があります。
しかし、摂り方によっては逆効果になることも。
実は食物繊維には2種類あって、さつまいもはそのうちの「不溶性食物繊維」に属します。
不溶性はその名の通り、水に溶けない食物繊維。
溶けないというよりも、水分を保持しにくいといった方がわかりやすいですね。
ですからその分一緒に水分を摂ってあげないと、便が固くなってしまい逆に便秘になってしまいます。
さらにさつまいもは繊維質が強いですから、よく噛んで繊維を潰してあげないと便秘になりやすいです。
さつまいもを食べる際には
・しっかりとよく噛む
・一緒に水分を多めにとる
ということを意識して食べましょう^^
上記を守ると満腹感も得られやすいですから、便秘解消だけではなくてダイエット効果も得られちゃいますよ♪
さつまいもの便秘改善効果を最大に引きだすためには!?
さつまいもを食べるときには、しっかりとよく噛み、水分を多めにとることと同時に「水溶性食物繊維」の含まれる食べ物も一緒にとることも意識しましょう。
実は食物繊維は2種類の食物繊維をバランスよくとることで便秘解消に大変効果があります。
水溶性食物繊維はさつまいもとは違い、水に溶ける食物繊維です。
納豆やオクラ、アボカドや海藻類などに多く含まれます。
さつまいもの不溶性食物繊維だけでは便秘解消効果が不十分ですので、水溶性食物繊維を含む食品と合わせて上手に食べることで便秘によい効果を得られます。
まとめ
さつまいもは便秘解消に効果的ですが、さつまいもだけで効果を得ようとすると逆に便秘になることも。
よく噛んだり水分を摂ったりすることを意識したりすることはもちろん、さつまいもだけに偏った食事をしていては効果が半減。
水溶性食物繊維を含む海藻を食べたり、栄養バランスに気を付けて食事をすることも大切です^^