雑学

サッカースタジアムの芝に水撒きする理由とは?

サッカーの水撒き

サッカーの芝を水撒きする理由をご存知でしょうか?

サッカーをやっている人は「先輩たちがやってたから」とか、「水撒いた方がいいでしょ!?」といった理由が返ってくるかもしれないです。

でも撒く理由を問われると意外と考えてしまうものかもしれないですね!

なので今回はそんな素朴な疑問について考えてみましょう。

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サッカーの芝を水撒きしたら大変じゃないの?

サッカーをテレビ観戦していると、試合開始前に芝に水撒きをしていますよね~。

でもそんな事したら、

  • サッカーがやりにくい
  • 足元が滑る
  • ボールの扱いが大変になる

といった理由が出てくるかもしれないですね!

よく大事な試合の時の芝を見ていると、雨でもない限り、そんな滑っている感じはしないですよね。

じゃあ何故、水撒きをするのか?

 

サッカーで芝に水撒きする理由

サッカー競技場の芝
調べていくといくつかの理由があります!

・ボールを走らせパスを回しやすいようにする
・ボールにスピード感を持たせる

というのが理由みたいです。

日本はよくパスサッカーが主流と言われているので、よく芝に水を撒くんですね!

だけど敵陣(アウェイ)になったら、敵が日本を研究しまくっていれば、当然芝に水を撒かせて貰えないだろうから、アウェイで勝てない!!なんて言われてしまうのでしょうかね?

これからホームもアウェイも試合前に芝にどういった事をしているのか。

例えば、芝に水を撒くのか?撒かないかでそれも観戦を面白くするポイントかもしれないですね^^

 

超ビッククラブの芝生の関係

サッカースタジアム
スペインのサッカーチーム「レアル・マドリード」と「バルセロナ」をご存じでしょうか?

このクラブは因縁が数多くあり、この試合はクラシコなんて呼ばれたりしています。

バルセロナはパスサッカーの頂点にいるクラブ。
レアル・マドリード(以下レアル)はテクニックとカウンターが魅力のチームだと考えてください!

実はこのスーパーなクラブに芝に関する面白いことがあります。

ある時期に何連続もこのクラシコ対決が続いた時期がありました。

最初のクラシコは、レアル側がホームでした。

ホストであるレアルは芝生を長めに保ち、試合前もハーフタイム中にも水を撒きませんでした。

通常、サンチャゴ・ベルナベウ(レアルマドリードのホームスタジアム名)の芝生は約2cmに手入れしています。

しかし「芝の長さは約3cmかそれよりも長かった!」とバルセロナの選手は話しています。

約2cmに芝生を保ち、水撒きもするバルセロナのカンプノウのピッチとはボールの滑りは大きく異なります。

ボールの滑りを抑えたレアルの作戦は超守備的に戦った彼らを助け、レアル守備網はバルセロナの得意なパスワークに引き裂かれることなく、その試合は引き分けだったそうです。

サッカーにおいて引き分けでも勝ち点が貰えるのはラッキーですし、スペインはこの二つのチームが優勝争いが激しいのでドローは重要です。

次の数日後のクラシコでは、開催地は中立地です。

芝生の長さは約2.5cm

この試合前に、審判団は両クラブ代表とハーフタイム中の水撒きについて話し合いがもたれ、バルセロナが水撒きを希望したのに対し、レアル側は拒否。

結局、試合前の水撒きは行なわれることになったものの、ハーフタイムにはしないことになりました。

この試合の結果は、レアル側の勝利です。

さらに数日後

レアルのホームで試合があり、この時選手が言うには、芝生は4cmもあったそうです。

水を撒いたのかは、定かではありませんが、この試合はなんとバルセロナが勝利です(笑)

せっかくレアルは対策をしたのに、まさか負けるとは・・・。

まさかピッチコンディションでも因縁があるとは思いもしませんでしたね。

 

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