GWの定番レジャーとなった潮干狩り。
神奈川県横浜市にある「海の公園」は無料で潮干狩りができるうえ、大きな駐車場と足洗い場や売店、トイレなどの設備も充実していて、超人気スポット。
それだけに、潮干狩りシーズンになると激しい駐車場の入場渋滞が発生します。
特にGWと大潮(潮干狩りのできる日)が重なった日は、入場待ちの車が道路にズラッと長蛇の列。
※GW朝9:00ころの臨時駐車場付近
そこで、どうしてもGWに車で行く人のための、海の公園駐車場の実際の混雑状況や渋滞状況、どうすれば入場できるかをご案内します。
海の公園の駐車場の場所と何時から開くかチェック
まず、海の公園の駐車場とは、どこのことを指すのか?場所や料金、開門時間を確認しておきましょう。
駐車場は全部で3か所あり、
・八景島寄りの、北側にある「柴口駐車場(E駐車場)」
・金沢八景駅寄りの、南側にある「磯浜駐車場(F駐車場)」
・混雑時のみ利用できる、中央の「臨時駐車場」
です。
【駐車料金(普通車)】
1時間 310円 |
4時間を超え12時間以内 1,550円 |
12時間を超えると1時間ごとに310円加算 |
【駐車台数】1,688台
柴口駐車場 | 普通車 1,064台 | 利用時間 4時~22時 |
磯浜駐車場 | 普通車 362台 | 利用時間 4時~22時 |
臨時駐車場 | 普通車 262台 | 混雑時のみ 8時~15時 |
柴口、磯浜は朝4時から開門しています。
入場ルートに注意
臨時駐車場は、金沢八景方面に向かう車線(海が左側に見える方向)からの左折入場しかできません。
柴口、磯浜はちょうど信号があるので右折入場もできますが、左折入場の長い車列が強いので、なかなかタイミングよく右折で割り込めず、青信号1回につき、1,2台しか右折入場できません。
ですので、3か所とも左折で入るルート(八景島から金沢八景に向かう方向)からアプローチしてください。
海の公園駐車場の混雑状況 何時に満車?(GW版)
GWかつ大潮の日は、たとえ、潮干狩りできる干潮時刻が12時13時であろうと、海の公園駐車場2か所(北側の柴口駐車場と南側の磯浜駐車場)は、例年朝7:00ころには満車になります。
※GW中の朝6:40ころ、柴口駐車場へ向かう交差点(左が柴口駐車場、前方が磯浜駐車場)
磯浜駐車場の方が小さいので、柴口より先に満車になります。
中間にある臨時駐車場は、他の2か所が満車になったとき、通常8:00から開門されますが、GWのように異常に混雑する時は、早めに開門します。
あらかじめみんな道路で入り待ちしていて開門と同時に入場するので、一瞬で満車になります。
海の公園駐車場による渋滞状況(GW版)
駐車場へのアプローチがワンウェイ(金沢八景方面車線のみ)なので、6:30~7:00ころから臨時駐車場付近を先頭に1kmくらい渋滞が始まります。
それ以降渋滞の列が伸びて、午前中は下記地図の青い線の場所(全長2km)は渋滞しています。
この道路は金沢柴町交差点で右折するまでは、近隣の八景島シーパラダイスへ向かう車と同じ道路です。
(八景島シーパラダイス駐車場は金沢柴町交差点を直進。)
八景島シーパラダイスの駐車場は営業30分前(GW中だと8:00か8:30)に開きますので、それ以降、八景島へ向かう車も合流し、余計に渋滞します。
満車なのに、それでも入り待ち駐車していると
例年、朝8時過ぎ段階で、臨時駐車場を含め3か所すべてが満車なのに、道路で入り待ちしている車両がたくさんあります。
でも、そこで待っていても、その日の潮干狩り時刻である干潮時刻が過ぎるまで、99.9%駐車場に入れません。
「このままでは入り待ちを続けていたら潮干狩りできない!」と判断して、入り待ちしつつ、車から荷物を降ろし、お父さんは車で待機し入り待ちを続けるか、離れたコインパーキングに停めに行き、お母さんとお子さんが車を降りて荷物を海の公園へ手で運ぶシーンが良く見られます。
海の公園駐車場の渋滞混雑を回避する方法
こんな混雑の中、どうしたら効率よく駐車し、潮干狩りができるのでしょうか?
いくつか方法がありますので、ご自身の都合に合わせて選んでください。
朝6:00までに海の公園駐車場に到着する
(停められないリスク極小)
GW中に、どうしても海の公園駐車場に停めたい方は、干潮時刻が昼であろうと、朝6:00までに到着するよう移動しましょう。
これなら入り待ち渋滞もないですし、間違いなく停められます。
日によりますが、到着が6:30過ぎてくると渋滞も始まり、駐車できるかは微妙になってきます。
金沢八景駅周辺のコインパーキングに停めて、そこから電車orタクシー移動
(停められないリスク小)
早朝に行けない方は、この方法がオススメです。
京浜急行線「金沢八景駅」周辺にはたくさんコインパーキングがあり、そこに車を停めて、シーサイドラインというモノレールで2駅の「海の公園南口駅」に移動します。
荷物が多いならタクシーを利用しても片道1,000円前後なので、4人家族でしたら電車賃とあまり変わりませんのでそのほうがいいかも。
天気の良いGW大潮の日(干潮12:40)の朝9:35の金沢八景周辺のタイムズパーキングの空車状況を見ると、海の公園周辺は満車ですが、金沢八景駅周辺はまだ空いていますね。
なかでも金沢八景駅すぐの「タイムズSUN・HAPPY」(神奈川県横浜市金沢区瀬戸19)がおすすめ。
収容が220台で、駐車料金は、平日なら最大800円、土日でも最大1,200円の設定があるので安心。
付近に到着したら、タイムズ空き状況リアルタイム検索で、今その瞬間空いてるかどうかも確認できます。
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タイムズリアルタイム空き状況検索
八景島シーパラダイスの駐車場(B,C駐車場)に停めて、そこから徒歩
(停められないリスク小~中)
午前の早い段階(10:00くらい)ならほぼ停められますが、シーパラダイスもGWは混みますので、状況次第といったところです。
A駐車場は海の公園から最も遠くなりますので、なるべくB,C駐車場に停めましょう。
料金も1日1,200円の定額なのでリーズナブル。
1kmくらい歩くので、荷物を極力減らしたり、キャリーカートを利用した方が良いでしょう。
並木インターや幸浦出口から来る方は、金沢八景駅に向かうときは、渋滞している海の公園周辺を通らないよう、迂回しましょう。
タイムズ幸浦mdcのコインパークングに停めて、そこから電車移動
(停められないリスク小~中)
並木インター、首都高幸浦出口から来る人向けにおすすめなのが「タイムズ幸浦mdc」(神奈川県横浜市金沢区幸浦2-26)です。
85台収容と比較的大きく、最大料金設定があるので、土日でも600円で済みます。
高速を降りたときにタイムズ空き状況リアルタイム検索で、空いていれば利用価値アリです。
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まとめ
潮干狩りに出かけたは良いものの、駐車場探しで大半の時間を費やしていては、潮干狩りする時間が無くなってしまいます。
早朝に余裕をもって到着し、サクッと駐車して、昼まで砂浜で遊んだり、車内で仮眠するのも良いでしょう。
現地に到着しているのに潮が引くまで何時間も待ちたくない場合は、金沢八景駅のコインパーキングに停めて、そこからタクシーで海の公園へ向かうというのがいちばんオススメです。
海の公園の駐車場以外の駐車場を利用するのであれば、徒歩移動が多くなりますので、荷物を少なくコンパクトにするのが吉ですよ。