(※本文に虫の画像はありません)暖かい季節になると家の中に出てくるゴキブリ。
考えただけでもゾッとしますが、残念ながらゴキブリがいない家のほうが珍しいですよね。
そこで、なるべく姿を見ない方向でゴキブリ退治をしたい時に、簡単でおすすめの駆除方法をご紹介します。
ゴキブリ退治の基本方針
家の中は暖かいし、エサも豊富にあるので、ゴキブリにとっては良い環境です。
ですので、一度完全駆除したとしても、また外から侵入してくると思ったほうが良いです。
したがって、ゴキブリ退治は永遠に続くわけですが、大切なことは「増殖させない」ことです。
そのためには、継続的にゴキブリ退治を続けていくこと。
そうすることで、家の中の生息数や遭遇回数をグッと減らすことは可能です。
ゴキブリ退治におすすめはベイト剤とスプレー式殺虫剤の併用
ゴキブリは夜行性で警戒心も強いため、昼間や普段はあまり姿を現しません。
どこにいるのか分からないゴキブリを退治するためには、設置型の毒餌を使い、勝手にそれを食べてもらって死んでもらうのが最も有効です。
いっぽう、たまにひょこっと現れるゴキブリには、スプレー式の殺虫剤が有効です。
この2種類の殺虫剤を併用するのが一番簡単でおすすめな退治方法です。
設置型ベイト剤でのゴキブリ退治
殺虫成分の入ったエサ剤を冷蔵庫やシンクの下などに置いて、それを食べたゴキブリは人知れず目立たないところで死ぬという寸法です。
食べてすぐ死ぬわけではないので、人の目につくようなところに死骸が転がることはほとんどありませんので安心してください。
ベイト剤の良いところは、餌を食べたゴキブリはもちろん、そのフンや死骸を食べたゴキブリにも効くところ。
置く場所は、ゴキブリの大好きな、狭くて、暗くて、ジメジメしていて、暖かい場所が良いです。
台所のシンクの下、冷蔵庫の下、食器棚や引き出しの中、洗面台の下、押し入れの中、靴箱の中など。
思ったよりたくさんの数を、一気に設置するのがコツで、有効期間(半年のものが多い)がありますので、半年に1回交換しましょう。
ゴキブリ退治におすすめの設置型ベイト剤は?
有名なところでは、
キンチョー「コンバット」
アース製薬「ブラックキャップ」
アース製薬「ホウ酸ダンゴ」
があります。
ホウ酸ダンゴは安くて良いのですが、ニオイが他のものに比べてちょっと強いので、食品の入った引き出しなんかはやめたほうが良いと思います。
おすすめは「ブラックキャップ」です。
駆除業者プロが使う殺虫成分フィプロニルを使っているので、エサを食べてから7,8時間で死にます。
7,8時間あれば十分巣に戻れますからね。
「コンバット」は、エサを食べてから5日くらいで死ぬようです。
※(閲覧注意ゴキ映像あり)
ブラックキャップとコンバットをゴキブリに食べさせてみた比較映像
スプレー式殺虫剤でのゴキブリ退治
不運にもゴキブリと対面してしまったとき、どうされてますか?
熱湯をかけるとか、食器用洗剤をかけるとか、スリッパでたたくなど、どれも有効ですけど、後始末が大変ですよね。
やはり、誰でも一番仕留めやすいのがスプレー式の殺虫剤。
ゴキブリが歩くのをやめてじっとしているときを見計らって、5秒ほどシューっとスプレーするだけでOKです。
いったんスプレーをかけるとピクピクはしてますが、もう歩けないので、逃げられる心配はありません。
スプレーがかかったところは薬剤が残っていて滑りやすくなっているので、あとで拭き取っておきましょう。
また、いつでもすぐに使えるように、台所の隅とか、取り出しやすい所に置いておかないと、スプレーを取りに行ってる間に逃げられてしまいますよ。
ゴキブリ退治におすすめのスプレーは?
キンチョー「ゴキブリハンター」
アース製薬「ゴキジェットプロ」
が有名です。
ゴキジェットプロしか使ったことないので比較できませんが、十分な殺傷能力はあると思います。
似たようなものに、「アースジェット」という、赤いパッケージのものがありますが、これはゴキ専用ではないので、ゴキにはゴキジェットプロのほうがより効果があるのでおすすめです。
くん煙剤でのゴキブリ駆除
設置型の餌式は待ちの退治方法。こちらから積極的に仕掛けていって、部屋の隅々まで一網打尽にするにはくん煙式の殺虫剤があります。
ただ、いくつか注意点があります。
- 部屋が複数ある場合は、全部屋で同時に焚くこと。一部屋だけでは、隣の部屋に逃げられる可能性が高いのです。
- 天井についている火災報知器が煙で反応しないようにカバーを取り付ける。
- 室内にガス漏れ警報器がある場合は、これもカバーで覆っておく。
- ペットや植物は外に出しておく。
- 戸棚や押し入れに逃げ込まれないように開放しておきますが、その中に入っている布団や衣類、食器等には、煙が触れないようにカバーをかけておく。
- 同様に、テレビやPCなどの精密機器やピアノやギターなどの楽器にもカバーをしておく。
人間には害がないように薬剤を改良されているので、食器や衣類、カーテンへの付着したとしても、それほど神経質になることもないです。
しかし、入居直前の荷物が入っていない部屋ならともかく、そうでない場合は前準備が大変ですね。
あまりにもゴキブリとの遭遇回数が多い家向けでしょうか。
ゴキブリ退治 まとめ
ゴキブリは本当に勘弁してほしいですよね。
この退治方法を参考に、皆様が平穏な生活を送れるように願っています。