DCモーター扇風機の特徴やメリット、どんな人に向いてるか?

扇風機

 

数年前から「DCモーター扇風機」が発売され始め、当時は価格も2,3万円以上でしたが、今では機種も増え、価格も安いものだと5,000円台くらいからと、だいぶ手の届く範囲に入ってきました。

DCモーター扇風機は、従来型のACモータータイプと比べて何が違うのでしょうか?

特徴やメリット、どういう用途の人にDCモーターがおすすめなのか、徹底解説します。


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そもそもDCモーター扇風機って何?

扇風機の羽根を回しているのはモーターです。

このモーターには、動力源の違いで2種類あり、AC(交流)電源を使うタイプと、DC(直流)電源を使うタイプがあります。

DCモーター扇風機とは、DC電源で動くモーターを搭載した扇風機のこと。

今までの扇風機は、安価に作れるACモーターが主流だったのですが、最近になって消費者の「今ある扇風機よりも弱い、ナチュラルな微風が欲しい」というニーズが増えてきて、これはACモーターでは実現できない風でした。

そこで、羽根の回転数を細かく調整できるDCモーターを使った扇風機が売り出されるようになったのです。

 

DCモーター扇風機の特徴・メリット・デメリット

DCモーター扇風機は、従来のACタイプの扇風機と比較して、どのような特徴があるのでしょうか?

 

音はうるさいの?静音?

モーターそのものが出す音は、ACモーターより低減されています。
でも、もともとACモーターだって、それほど大きな音はしません。
実際、扇風機の音って、モーターの音ではなく、羽根の風切音なんですよね。

ですから、DCモーターを使ったからといって、強風でも静かになるってわけではないですね。

一部の高級機種では、羽根の形状にこだわって風切り音が小さくなるよう工夫したものもあり、こういうものだと静音性がグッと上がります。

 

風量は十分ある?

DC扇風機は、強風を出すことも十分できますので、大抵の方はDC扇風機の最大風量で「これ弱いな。」とはならないと思います。

でも、DCモーターの真骨頂は、風量を抑えた、ごく弱い風を送ることができる点なんですよ。

たとえて言うなら、風量が1~10(最強)まで10段階あるとして、AC扇風機が表現できる風量は4,7,10だとしたら、DC扇風機は1,2,3,4,5,6,7,8,9,10の風を作れます。

 

価格帯は?

価格帯は、DCモーター扇風機のほうが上です。
最安値モデルでも5,000円台からで、高級機のバルミューダなどは、3万円台です。

いっぽうAC扇風機は、廉価モデルは2,980円くらいからあり、高級機でも1万円以内に収まるのがほとんどです。

 

電気代は節電になるの?

電気代は、DCモーター扇風機のほうが圧倒的に安いです。

AC扇風機の強風量をDC扇風機で生み出す場合、消費電力はAC扇風機の約1/2。
AC扇風機の弱風量をDC扇風機で生み出す場合はもっと差が大きくなり、1/4ほどになります。

 

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AC扇風機を買うべきか?DC扇風機を買うべきか?

DC扇風機の本体価格がもう少し安ければそれほど悩みませんけど、現状ではまだAC扇風機との価格差があります。

それでもDC扇風機を買った方がいい人とはどういう人なのでしょうか?

【DC扇風機をオススメしたいのはこんな人】

  • 今あるAC扇風機はいつも「弱」で使っており、もう少し弱くてもいいくらいだと思っている人
  • 網戸から流れてくる自然なそよ風のような風が欲しい人
  • 寝る時に一晩中扇風機をつけているので、静かで自然な風のものが欲しい人
  • エアコンの空気循環用のサーキュレータを使っている人(DC扇風機をサーキュレータ代わりにすれば電気代も安く済む)

DC扇風機の購入ポイントは、最大の特徴であるそよ風のような微風と静音性に注目すべきだと思います。

 

逆にこのようなタイプの人はDC扇風機を買うとガッカリするかもしれません。

  • AC扇風機の「弱」では風が弱く感じる人
  • AC扇風機の「中」「強」を使うことが多い人
  • 夏の一時期しか扇風機を使わない人

扇風機を2,3か月しか使わない人だと、現状ではAC扇風機とDC扇風機の価格差に見合うだけのメリットを感じにくいかもしれません。

 

「電気代が安くて節約できるからDCを買う」は無理がある

「DCのほうが電気代が安いから、初期投資は高いけど、長い目で見れば得じゃん!」という理由でDC扇風機を買おうと思っているなら、やめた方が良いです。

ザックリ試算ですが、「中」の風量で8時間使うと、1日当たり電気代はAC扇風機は6円、DC扇風機が1円です。

その差5円。

本体はACが2,980円と、DCが9,980円だとすれば、その差7,000円。

1日5円の節約で7,000円を埋めるには、1,400日=約4年かかります。
1年中毎日8時間使って、約4年で回収できるのです。

夏の3か月×8時間しか使わないなら、15年以上かかる計算になります。

本体の差額を埋めるには遠い道のりですね。

 

 

DCモーター扇風機の特徴 まとめ

DCモーター扇風機の特徴やメリットが分かれば、ご自身にとってDC扇風機が必要かどうかが分かりますね。

夏に少ししか扇風機を使わないなら安価なAC扇風機でも十分機能しますし、肌に直接人工的な風が当たるのが不快だというのであれば、一度家電店に足を運んでDC扇風機の作る風を体験してみるのも良いと思いますよ。

 

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