カレーってつい沢山作りすぎてしまいがち。
次の日の朝も昼もカレーを食べる人って結構いると思います。
冬場なら気温も湿度も低いので、保存の仕方をあまり工夫する必要はありませんが、夏場は特に困りますよね。
暑さと湿気によって直ぐに傷みやすくなる可能性があります。
なので、夏場のカレーは冷蔵庫に保存しましょう!
では、理由なども一緒にご紹介します♪
夏場のカレーって常温でどれくらい日持ちするの?
夏場にカレーをそのまま鍋ごとキッチンに置いておく場合の保ちやすさはどれくらいかご存知でしょうか?
大体6時間が限界だとも言われています。
私の体感ではありますが、実際は、6時間も鮮度を保つのは難しいのはないかと思っています。
特に、じゃがいもたっぷりのカレーはものすごい速さで傷んでいくような気がします。
そもそもキッチンに放置は厳禁です。
その理由とは・・・
実は二日目のカレーは怖い?
驚くかもしれないのですが、よく家でカレーを作ると次の日もカレーを食べるなんてことは多いという話は先程もしましたが、実は二日目のカレーって本当は怖いのです。
「えっ、カレーって一晩寝かしたほうが美味しいんじゃないの?」
じつはこれが大きな落とし穴!
理由は、カレーの食べ残しは、夏場・冬場に限らず食品の菌を繁殖させないためには一般的に85℃以上の加熱を1分以上することが必要だと言われています。
なかには、100℃以上でも死なない菌がいてカレーを大量に作った場合などは、加熱すると熱に弱い細菌などは死滅するものの、熱に強い芽胞の状態のウェルシュ菌は生き残ります。
ウェルシュ菌とは、食中毒を引き起こす感染菌です。
カレーを常温で放置していると、温度が下がってきたとき芽胞状態から通常の状態に戻った菌が急速に増え始めていきます。
では、いい保存法ってないのでしょうか?
大丈夫、きちんとありますよ!
カレーのいい保存方法ってあるの?
では夏にカレーは作らない方がいいの?って一瞬脳がよぎるかと思いますが、ウェルシュ菌や食べ残し、暑さに対する保存方法は
早急に冷たくして、短時間で冷ます
ことがポイントになります。
カレーは、ドロッとしているので、外側が冷めていても、中はなかなか冷めにくいもの。
そうすると、中のほうは長時間熱がこもった状態になり菌が増殖してしまいます。
なので、短時間で冷やすことが重要ポイントになってきます!
鍋をそのまま水につけて早く冷ますことができます。
カレーが残ったときには、できるだけ平らで広い器に薄く広げて粗熱をとり、冷蔵庫に入れましょう。
冷蔵庫に入れる際の注意
実は冷蔵庫に入れる時も注意が必要です。
それはカレーはほとんど鍋で作ると思いますが、鍋のまま冷蔵庫に入れないことです。
理由は、冷蔵庫にカレーの臭いが付いてしまうからです。
保存をしたい場合はタッパーに入れて小分けしてあげましょう!
プラスチック容器だとカレーの匂いや油が移ってしまうので、ラップを敷き詰めて保存すると良いですよ。
カレーを冷蔵保存するならガラス製の密封容器がオススメです。
ガラス製だと匂い移りも気にならず油汚れも落としやすいのはもちろん、容器のまま電子レンジ加熱もOK。
いずれにしても、冷蔵庫に入れたからといって、いつまでも保存しておくことも厳禁ですので、なるべく早めにいただきましょう。