夏本番!エアコンがついていない部屋なので、扇風機だけでなんとか夏を乗り切りたい!
扇風機に取り付ける保冷剤って聞いたことあるけど、本当に効果あるのでしょうか?
また、その他にも工夫次第でエアコンなしで涼しくなる方法をご紹介します。
扇風機用保冷剤「ひえひえくん」は効果あり?
扇風機の後ろに取り付ける保冷剤「ひえひえくん」という商品があります。
※モーター部の直径がφ100~120mmまでの扇風機に対応。
※モーター部が特殊な形状の扇風機には取り付けできません。
実際に使った人の口コミを見ると、「微妙・・・」という意見が多いですね。
- 取り付けると確かに少し涼しい風が来ます。でも、2時間と持たないので、また凍らさないといけないのが面倒。
- 本体が意外と大きいので、凍らせるとき冷凍庫内のスペースをけっこう食います。
この辺りがあまり人気がでないポイントのようです。
何らかの事情で、ものすごく暑い部屋なのにエアコンを設置できない部屋で使う場合とか、寝る時の最初の1時間の使用のためなら良いんじゃないでしょうか?
同系商品「冷たいよう2」もあります
「ひえひえくん」のほかにも、「冷たいよう2」という、扇風機の前に取り付けるタイプもあります。
こちらも効果は同様で、前に取り付ける分、扇風機の風も弱まるので、あまりおすすめできません。
他に、扇風機で夏を乗り切る方法ないの?
扇風機用保冷剤を使わないとしたら、他に何かエアコンを使わずに扇風機だけで夏を乗り切る涼しい方法はないのでしょうか?
ペットボトルを扇風機の前に置く
上記のような保冷剤キットを買うのでしたら、ペットボトルに塩水を入れて凍らせて、それを扇風機の前に置くだけでも同様の効果が得られるので、それでもいいかも。
ちょっとした台の上に水滴吸い取り用のタオルかお皿を敷いて、その上に凍ったペットボトルを置くだけなので、簡単ですし、ペットボトルが透明なので、融けて効き目がなくなったことも一目でわかります。
直射日光を減らす
扇風機を使うことも大切ですが、直射日光による室温上昇を極力防ぐことも大切です。
遮熱レースカーテンを利用したり、暗くなりますが、遮光カーテンで断熱したりということならすぐにできる対策です。
外出するときにもカーテンを閉めたほうが断然良いですよ。
ただ、カーテンはあくまで室内にあるため、日光はガラスを通過してわずかならら室内に入ってきてしまっているので、効果は限定的です。
もし可能なら、室外にすだれやよしずを張ったり、ゴーヤでグリーンカーテンを作ったりして、室内に日光が届かないように遮ったほうがずっと効果的です。
外のほうが涼しい時は
外から帰ってくると、たまに、室内のほうが暑い時ってありますよね。
そんな時は、窓やドアなどを2か所以上開けて、空けた窓の前に、外に背を向けるように扇風機を置いて、外の涼しい空気を室内に取り込みましょう。
天井付近の暑い空気を追い出す
空気は温度が高いほど軽くなるので、床付近よりも天井付近に暖かい空気が溜まります。
時々、扇風機を上向きにして天井の空気と床の空気をかき混ぜます。
窓を開けておけば、空気が循環し、全体的に室温が下がっていきます。
体温を下げる
血液の温度が下がると、人間は涼しく感じます。
熱中症対策みたいですが、太い血管が流れている首回りや脇の下をタオルに包んだ保冷剤などで冷やします。
扇風機は使わない方法ですが、夏を乗り切る方法としてはおすすめ。
ぬるま湯のお風呂に入るのも良いですよ。
扇風機で夏を乗り切る方法 まとめ
エアコンをつけなくても、扇風機があれば暑さをしのげる方法はいろいろあるんですね。
ご自分の住まいに合った方法を活用して、暑い夏を乗り切りましょう。