火にかけたままうっかり放置・・・気が付けば真っ黒に焦げてしまったお鍋。
中性洗剤でこすってみても全然落ちない!
焦げ取り用のたわしでゴシゴシしたら傷だらけ!
こんな経験をされた方も多いのではないでしょうか?
もうあきらめて処分してしまおうか…という気持ちになってしまいますよね。
私も焦げ付いた鍋を処分しようかと思ったうちの一人でもあります。
でも、うっかりやってしまった鍋の焦げ!
でも諦めるのはまだ早いです!
お使いの鍋に合った落し方を知ることで、真っ黒になった鍋がよみがえっちゃうんです。
鍋の焦げを落とすのに効果的なものは?
こびりついた焦げを落とすのにまず試すのが台所用中性洗剤だと思います。
どんなにゴシゴシこすっても小さな焦げが落ちるだけで、こびりついた焦げは落ちませんよね。
そこで使っていただきたいのが「重曹」と「クエン酸」です。
最近ではお掃除の定番にもなっているのでご自宅にあるという方も多いと思いのでは。
また、料理などに使われるため環境にも優しいですね。
「クエン酸」はお酢でも対応できますが、お酢だとにおいが気になる方は同じ成分でもにおいのない「クエン酸粉末」を使うのをおすすめします。
どちらも100円ショップなどで購入できるため、手に入りやすいのが特徴です。
鍋の種類によって効果が違う?
鍋の焦げ付きに効果的な「重曹」や「クエン酸」ですが、基本的にどの鍋にも効果があります。
しかし、鍋の種類によって使い分けることで、さらなる効果を発揮します。
「ステンレス鍋」と「ホーロー鍋」には「重曹」を使いましょう
- 鍋の焦げがよく浸る程度の水を鍋に入れ、そこに、重曹大さじ2~3杯程度入れます。
- 火にかけて泡がなくなるまで、10分程度沸騰させます。
- よく冷ましてからお湯を捨て、スポンジで擦ります。
沸騰した後に半日程度、冷ましておいておくとよりよく焦げを落とすことができます。
「ステンレス鍋」の注意点としては、傷がつきやすいので金属たわしなどを使わずスポンジやナイロンたわしを使うことです。
「アルミ鍋」は重曹を使うと黒ずんでしまう場合があるため「クエン酸」で
- 鍋の焦げがよく浸るくらいの水をいれます。
- そこにお酢大さじ2を入れ、火にかけて沸騰させます。
- 焦げが柔らかくなるまで沸騰させながら煮て、後は木べらや割りばしで擦れば焦げ付きが簡単にとれます。
「アルミ鍋」の注意点は、ひどい焦げ付きだとこれだけではピカピカとまではきれいにならない場合があることです。
そういった場合は一度お酢で簡単に焦げを落とし、後日天日干しするとキレイに焦げを落とすことができます。
「土鍋」は「水」だけで!
「土鍋」は基本的に焦げ付きが落ちやすい素材となっています。
しかしそれでも焦げ付いてしまった場合は「水」のみで落とすことが可能です。
- 土鍋に多めの水を入れ、火にかけます。
- 沸騰したら中火にして20分ほど煮ます。
- 水を入れるなど少しぬるめの温度まで下がったら、金属たわしで焦げ付いた部分を擦ります。
大体の場合これで焦げは落ちます。
「土鍋」の注意点は、火にかける際、土鍋の底についた水分をしっかり拭くことです。
濡れたまま火にかけると、土鍋が割れてしまうことがあります。
焦げ付いた鍋はきれいになる!!
私もうっかり焦がしてしまった鍋が元通りになるのか不安でした。
しかし、ここで紹介した方法で、ピッカピカの鍋を取り戻すことができました。
あの時捨てなくてよかったです。
しかも、焦げがべろーっと剥がれてきれいになる工程は気持ちのいいものです。
皆さんもぜひ試してみてくださいね!